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🎓 この記事を書いた人

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
指導歴10年超。慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで講師を務め、現在はフリーの家庭教師として中学受験から大学受験・浪人生まで指導しています。
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公開日:2026年10月18日/最終更新日:2026年10月18日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:国公立大学を目指すなら、受験勉強は「高1のうちに英語・数学の基礎づくり」を始め、遅くとも高2の冬までに全教科の受験モードへ切り替えるのが現実的な目安です。
理由はシンプルで、国立大学は共通テストで原則6教科8科目、さらに大学独自の2次試験まで課されるため(公立大学は大学ごとに科目数が異なります)、私立専願より準備すべき範囲が明らかに広いからです。ただし「いつ始めたか」以上に、残り時間から逆算して科目の優先順位を決められるかどうかが合否を分けると私は考えています。
📋 この記事で解決できる疑問
「周りはもう始めているのに、自分(うちの子)はまだ何もしていない」「国公立は科目が多いと聞くけれど、何から手をつければいいのか」——そんな焦りを感じていませんか?
- 国公立志望は、いつから受験勉強を始めるべきか
- 共通テストと2次試験で、具体的に何を何科目勉強するのか
- 高1・高2・高3それぞれで、今やるべきこと
- 高3からでも国公立に間に合うのか、その現実的な戦い方
- 独学・映像授業・塾・家庭教師のどれを選べばよいか
読み終えるころには、今の学年から本番までの道筋と、今日やるべき最初の一歩がはっきりするはずです。
💬 この記事の立ち位置
私は家庭教師・塾講師として、大学受験生や浪人生を含む多くの受験生の学習計画に関わってきました。この記事では、その指導経験と、大学入試センターや国立大学協会などの公開情報をもとに解説します。
一方で正直にお伝えすると、私自身は慶應義塾高校から内部進学したため、共通テストや国公立の2次試験を受験生として受けた経験はありません。そのため入試制度の説明は公式情報の範囲内にとどめ、私の見解は「指導者としての見解」と明示して書き分けています。
国公立の受験勉強は「高1の基礎固め」から始めるのが目安です
📌 この章でわかること
「国公立は大変」とよく聞くものの、何がどう大変なのかを説明できる人は意外と多くありません。この章では、受験勉強を始める時期の目安と、その根拠となる国公立入試の仕組みを整理します。
国公立の受験勉強はいつから始めるべき?結論と理由
🔍 始める時期の目安
国公立大学志望の受験勉強は、高1から英語・数学の基礎を積み上げ、高2の冬(高3の0学期)までに受験勉強を本格化するのが目安です。共通テストで原則6教科8科目、加えて2次試験の記述対策が必要になるため、高3の1年間だけで全範囲を仕上げるのは負担が大きいからです。
| 時期 | 位置づけ | 主な中身 |
|---|---|---|
| 高1 | 準備期 | 英語・数学の基礎を定期テストで定着 |
| 高2 | 移行期 | 理科・社会の着手、共通テスト形式に慣れる |
| 高2の冬 | 本格始動 | 全教科の受験計画を立てて実行 |
| 高3 | 完成期 | 共通テスト対策と2次試験対策の両立 |
国公立受験とは?共通テストと2次試験の二段構え
ℹ️ 国公立一般選抜の基本構造
国公立大学の一般選抜は、1月の大学入学共通テストと、2月下旬以降に各大学が行う個別学力検査(いわゆる2次試験)の合計点で合否が決まるのが基本です。
- 共通テスト:マーク式。国立大学は原則として6教科8科目を課す方針(国立大学協会の基本方針)
- 2次試験:大学ごとの記述・論述式が中心。前期日程・後期日程などに分かれる
※公立大学は、共通テストで課す教科・科目数が大学・学部ごとに異なり、国立大学より少ない科目で受験できる場合もあります。必ず志望校の募集要項で確認してください。
つまり国公立志望は、「広く浅く」の共通テストと「狭く深く」の2次試験という性質の違う2つの試験を同時に準備することになります。大学受験全体の流れは大学受験の全体像をまとめたロードマップでも整理しています。
私立専願と国公立志望で準備期間が違う理由
🆚 私立専願と国公立志望の比較
| 項目 | 私立専願(一般選抜) | 国公立志望 |
|---|---|---|
| 試験科目数 | 文系は3教科が中心 | 国立は共通テスト原則6教科8科目+2次試験(公立は大学により異なる) |
| 出題形式 | 大学ごとの独自問題が中心 | マーク式と記述式の両方 |
| 準備期間の目安 | 高2〜高3で集中も可能 | 高1からの積み上げが有利 |
※私立大学でも共通テスト利用方式や科目数の多い学部があります。
💡 指導者として感じる「本当の差」
科目数の違い以上に大きいと私が感じているのは、「捨てられる科目がない」という心理的な重さです。私立専願なら苦手な理科を受験科目から外せますが、国公立志望では共通テストで理科も社会も情報も点数に入ります。苦手科目を後回しにし続けた結果、高3の秋に手つかずの科目が残る——この形が、国公立志望で最も避けたいパターンです。高校受験と大学受験の負担の違いは高校受験と大学受験の比較記事でも解説しています。
数字で見る国公立受験の科目数と日程
📊 この章でわかること
2027年1月の共通テストまで、高3生に残された時間は約3か月です。この章では、科目数・試験時間・日程・平均点という「動かせない数字」から、国公立受験の負担を具体的に確認します。
共通テストの教科・科目と試験時間の一覧
📋 新課程の共通テスト(主な教科)
| 教科 | 科目(例) | 試験時間 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 国語 | 90分 | 200点 |
| 地理歴史・公民 | 地理総合/歴史総合/公共 など | 1科目60分 | 各100点 |
| 数学① | 数学Ⅰ・A | 70分 | 100点 |
| 数学② | 数学Ⅱ・B・C | 70分 | 100点 |
| 理科 | 物理・化学・生物・地学、基礎科目 | 1科目60分 | 各100点 |
| 外国語 | 英語リーディング/リスニング | 80分/30分 | 各100点 |
| 情報 | 情報Ⅰ | 60分 | 100点 |
国公立で一般的な6教科8科目は、文系なら「国語・地歴公民2科目・数学2科目・理科基礎・英語・情報」、理系なら「国語・地歴公民1科目・数学2科目・理科2科目・英語・情報」という組み合わせが代表的です。
※理科基礎は2科目で1科目分として扱われます。各大学の必須科目・配点は異なるため、必ず志望校の募集要項を確認してください。
2027年1月の共通テストまでの主な日程
🔢 2027年度入試の主な日程
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 共通テスト出願期間 | 2026年9月15日〜10月2日(終了) |
| 受験票の取得開始 | 2026年12月4日(マイページ) |
| 共通テスト本試験 | 2027年1月16日(土)・17日(日) |
| 共通テスト追試験 | 2027年1月23日(土)・24日(日) |
| 国公立2次試験(前期) | 例年2月25日から |
| 国公立2次試験(後期) | 例年3月12日以降 |
出典:大学入試センターの公表内容を報じたリセマム(2026年5月20日)、文部科学省「大学入学者選抜実施要項」。2次試験の日程は例年の実施要項に基づく目安です。
✏️ 日程から逆算すると見えること
共通テストから前期2次試験までは約5週間しかありません。この期間に共通テストの自己採点、出願校の最終決定、2次試験の過去問演習をこなすことになります。つまり2次試験の記述力は、共通テスト前の段階である程度できあがっている必要があるというのが、日程表から読み取れる現実だと私は考えます。共通テスト後の出願判断については共通テストボーダーの見方も参考にしてください。
共通テストの平均点から見える「6割の壁」
📊 2026年1月実施・共通テストの主要科目平均点
💬 このデータをどう読むか
上のグラフの通り、主要科目の平均得点率は英語リーディング以外、6割に届いていません。共通テストの受験者には私立大学志望者も含まれるため、国公立の出願ではこの平均を上回る得点が求められる大学・学部が多いと考えるのが自然です。
つまり「平均的に勉強した受験生」のままでは、志望校の合格ラインに届かない可能性が高いということです。特に数学Ⅰ・Aは平均が5割を下回っており、数学を高1から積み上げておく価値がデータからも読み取れます。高2から本番レベルを測りたい人は共通テスト高2模試の活用法も確認してみてください。
📝 本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
学年別|国公立志望の勉強スケジュールと始め方
📌 この章でわかること
今が何年生かによって、取るべき作戦はまったく違います。ここでは学年ごとに「やること」と「まだやらなくていいこと」を切り分けて整理します。
高1:英語・数学の「貯金」をつくる時期
🔰 高1の最優先事項
- 英単語・英文法を定期テストのたびに確実に覚える
- 数学Ⅰ・Aの教科書の例題・章末問題を自力で解ける状態にする
- 苦手科目を作らないよう、全教科の定期テストで平均点以上を維持する
高1の段階では、受験専用の参考書を大量に買う必要はありません。学校の授業を取りこぼさないことが、結果的に最も効率のよい受験対策になります。高1から模試で現在地を確認したい場合は高1の全統模試を受けるべきかの解説が参考になります。
💡 定期テストを「受験の貯金」に変えるコツ
私が高1生を指導するときに重視しているのは、定期テストが終わった後の1週間です。多くの生徒はテストが終わると範囲の内容を手放してしまいますが、英単語・文法・数学の基本問題は、そのまま共通テストや2次試験の土台になります。
そこで、テストで間違えた問題だけを集めて、1週間後にもう一度解き直すことをすすめています。新しい教材を増やさずに「忘れない状態」を作れるため、高2・高3で復習にかかる時間を大きく減らせると考えています。
高2:理科・社会の着手と共通テスト形式への慣れ
🔍 高2でやること
- 文理選択に合わせて、共通テストで使う理科・社会の科目を確定する
- 英語は長文読解、数学は数学Ⅱ・Bの定着へ進む
- 高2の冬に、共通テスト形式の問題を一度通して解き、現在地を知る
- 志望校の募集要項で、共通テストと2次試験の配点比率を確認する
学校の授業だけでは理解が追いつかない単元は、映像授業で補うのも一つの方法です。高校範囲の復習に使えるスタサプ高校講座の評判と使い方もまとめています。
高3:共通テスト対策と2次対策の比重を切り替える
📋 高3の1年間の流れ(目安)
未習・苦手単元をなくし、英数は2次試験レベルの問題集に入る
志望校の過去問に触れ始め、記述の答案作成に慣れる
理科・社会・情報を含めた全教科を、時間を計った演習で仕上げる
自己採点をもとに出願校を確定し、過去問演習を繰り返す
高3から始める場合の現実的な戦い方
⚠️ 高3スタートなら「やらないこと」を決める
高3から本格的に始める場合、すべての教科を完璧にする時間はありません。次のように優先順位を明確にすることが前提になります。
- 配点が大きく、伸びるまで時間のかかる英語・数学を最優先にする
- 理科基礎・社会は、共通テストで必要な範囲に絞って短期集中で仕上げる
- 志望校の配点を見て、共通テスト重視か2次試験重視かを早めに判断する
- 手を広げず、1冊の問題集を繰り返して完成度を上げる
現役合格にこだわるか、浪人も視野に入れるかによっても戦略は変わります。家族と早めに話し合っておくことをおすすめします。
元塾講師が見てきた「早く始めた人」と「遅れた人」の差
💬 この章でわかること
同じ時期に勉強を始めても、伸び方には大きな差が出ます。この章では、私が指導の現場で感じてきたことを、指導者としての見解としてお伝えします。
指導現場で感じた、国公立志望が失速しやすい3つの時期
🗣️ 私が注意して見ているタイミング
- 高1の夏休み明け:数学Ⅰの2次関数や三角比など、中学数学の延長では解けない単元が続き、つまずき始める生徒が出やすい時期です。ここでの取りこぼしは、高2以降の数学Ⅱ(三角関数・指数対数)にそのまま響きます。
- 高2の秋:部活や行事が忙しくなる一方、数学では数列やベクトルなど抽象度の高い単元に入ります。「まだ1年以上ある」という油断と単元の難化が重なりやすい時期です。
- 高3の秋:2次試験対策に気を取られ、理科・社会・情報の共通テスト対策が後回しになるケースを見てきました。
どの時期も共通しているのは、「今はまだ大丈夫」と感じたときに失速が始まるという点です。逆に、早い段階で伸びた生徒は、成績が良いときほど淡々と基礎を回し続けていた印象があります。
高校受験で早期スタートを経験した私が伝えたいこと
📖 私自身の受験経験から
私は中学時代に早稲田アカデミーへ通い、慶應義塾高校に合格しました。振り返ると、合格を支えたのは直前期の追い込みよりも、早い時期から積み上げた英語と数学の基礎でした。
一方、高校からは内部進学だったため、共通テストのように多くの科目を同時に仕上げる経験はしていません。だからこそ指導者になってから、国公立志望の生徒が抱える「全教科を同時に回す」負担の大きさを、私立専願の受験とは別物として捉えるようにしています。慶應のように共通テストを使わない大学との違いは慶應義塾大学の共通テスト利用に関する記事でも触れています。
国公立志望に合う勉強法と学習環境の選び方
⚖️ この章でわかること
「いつから始めるか」と同じくらい大切なのが、「どんな環境で勉強するか」です。この章では、主な学習手段の特徴と、国公立志望ならではの選び方の基準を整理します。
独学・映像授業・塾・家庭教師の比較
🆚 学習手段の比較
| 手段 | 強み | 弱み | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 独学(参考書) | 費用が安く、自分のペースで進められる | 計画管理と質問先の確保が難しい | 自己管理が得意な人 |
| 映像授業 | 低価格で全教科の講義を受けられる | 演習量と強制力が不足しがち | 独学に講義を足したい人 |
| 集団塾・予備校 | カリキュラムと競争環境がある | 費用が高く、授業ペースが固定 | 環境で頑張れる人 |
| 個別指導・家庭教師 | 苦手単元や計画を個別に調整できる | 講師の質に差があり費用もかかる | 苦手科目や計画に不安がある人 |
映像授業の代表例については、スタサプ大学受験講座の口コミと実態で詳しく検証しています。
国公立志望が学習環境を選ぶときの3つの基準
🔍 選ぶときにチェックしたいこと
- 共通テストの全教科に対応できるか:英数だけでなく、理科・社会・情報までカバーできるか
- 2次試験の記述答案を添削してもらえるか:国公立の2次対策では、第三者の添削が重要になる場面が多くあります
- 学習計画を一緒に管理してくれるか:科目数が多いほど、計画の修正を相談できる相手の価値が上がります
塾と家庭教師を横断して比較したい場合は学習塾・家庭教師のおすすめ比較が参考になります。
個別指導塾の実際の評判を知りたい場合は個別指導キャンパスの口コミ分析も参考にしてください。
文系・理系で始める時期は変わる?
💡 文理による違いについての私の見解
始める時期そのものは大きく変わりませんが、理系の方が早めの着手が必要だと考えます。理系は数学Ⅲや理科2科目など、高3まで授業が終わらない範囲が多く、学校の進度を待っていると演習時間が不足しやすいからです。
文系は社会2科目の暗記量が多いため、高2のうちから少しずつ覚え始めることが、高3の負担を軽くするポイントになります。
早く始めすぎ・遅すぎで起こる注意点
⚠️ この章でわかること
「早く始めれば始めるほど良い」とは限りません。この章では、早期スタートにも潜むリスクと、国公立志望が陥りやすい落とし穴を正直にお伝えします。
早期スタートの落とし穴:燃え尽きと定期テスト軽視
❌ 早く始めた人が陥りやすい失敗
- 高1から受験参考書に手を広げすぎて、学校の定期テストがおろそかになる
- 長期間の受験勉強で、高3の夏以降に気持ちが続かなくなる
- 学校推薦型・総合型選抜を考えていたのに、評定が不足してしまう
国公立にも学校推薦型選抜を実施する大学があり、その場合は高校の成績(評定)が出願条件になることがあります。早期スタートの目的は「受験の準備」であって、学校の勉強を置き換えることではない点に注意してください。
「全教科を均等に」は失敗しやすい
❗ 科目ごとに伸びるまでの時間は違う
真面目な受験生ほど、全教科に同じ時間を割こうとします。しかし英語・数学は伸びるまでに時間がかかり、社会や理科基礎は比較的短期間で点数に結びつきやすい傾向があります。
時期ごとに「今、時間をかけるべき科目」を意識的に偏らせるほうが、結果的に全体の得点は安定しやすいと私は考えています。また、映像授業だけで全教科を回そうとすると演習不足に陥りやすい点は、スタサプだけで大学受験は可能かを検証した記事で詳しく解説しています。
国公立にこだわりすぎるリスクと併願の考え方
⚠️ 併願校の準備も「いつから」に含める
国公立だけに対策を絞ると、共通テストの結果次第で選択肢が一気に狭まります。私立大学の併願を考えるなら、その大学の出題形式に慣れる時間も必要です。
- 共通テスト利用方式で、私立大学の併願を確保する方法がある
- 私立の個別試験は形式が独特な場合があり、過去問演習の時間を見込む必要がある
共通テスト後の出願校の決め方は、共通テストリサーチの見方も参考になります。
国公立の受験勉強に関するよくある質問
❓ この章でわかること
国公立志望の受験生や保護者の方からよく聞かれる疑問に、Q&A形式でお答えします。
国公立の受験勉強は高3からでは遅いですか?
❓ Q. 高3からでは遅い?
A. 志望校のレベルと現在の学力によりますが、高3から始めて国公立に合格する人もいます。ただし国立大学では共通テストで原則6教科8科目を課されるため、全教科を一から始める余裕はありません。英語・数学の基礎を最優先にし、理科・社会は共通テストで必要な範囲に絞るなど、科目の優先順位を明確にすることが前提になります。
高1は何から勉強を始めればいいですか?
❓ Q. 高1は何から始める?
A. 英語と数学の授業内容を、定期テストのたびに確実に身につけることから始めるのがおすすめです。英単語と文法、数学Ⅰ・Aの基本問題は、高2以降の学習すべての土台になります。受験専用の参考書に手を広げるより、学校の教材を完璧にするほうが効率的だと私は考えます。
部活をしながら国公立大学を目指せますか?
❓ Q. 部活と両立できる?
A. 目指せます。部活を続ける場合は、引退までの期間に英語・数学の基礎を固めておくことが重要です。通学時間や部活前後の短い時間に英単語や計算練習を入れるなど、毎日少しずつ積み上げる仕組みを作ると、引退後の巻き返しが楽になります。
共通テストの「情報Ⅰ」はいつから対策すべきですか?
❓ Q. 情報Ⅰの対策時期は?
A. 国立大学は原則として共通テストで情報を課すため、国公立志望なら対策は必須です。まずは学校の情報Ⅰの授業をしっかり理解し、高2の後半から高3の夏までに共通テスト形式の問題に一度触れておくと安心です。配点の比重は大学ごとに異なるため、志望校の募集要項を確認してください。
国公立志望なら塾や予備校は必須ですか?
❓ Q. 塾・予備校は必須?
A. 必須ではありません。映像授業や参考書を使った自学で合格する人もいます。一方で、科目数が多い国公立受験では学習計画の管理が難しく、自分で優先順位を決められない場合は塾・予備校・家庭教師などの外部サポートを検討する価値があります。
低価格な映像授業の実態はスタサプ全講座の口コミ検証で解説しています。
塾選びの基準は大学受験の塾の選び方で解説しています。
国公立志望は1日何時間勉強すればいいですか?
❓ Q. 1日の勉強時間の目安は?
A. 公的に定められた基準はありません。私の指導経験上の目安としては、高1・高2は平日1〜2時間程度を習慣化し、高3では学校の授業以外に平日3〜5時間程度を確保する受験生が多い印象です。時間よりも、何をどこまで終えたかという進捗で管理することをおすすめします。
まとめ:国公立の大学受験勉強はいつからでも「逆算」が鍵
🎯 この記事のまとめ
ここまで、国公立志望の受験勉強を始める時期について解説してきました。最後に要点を整理します。
- 国立大学は共通テストで原則6教科8科目+2次試験と、準備範囲が広い(公立は大学により異なる)
- 目安は高1で英数の基礎、高2の冬に本格始動
- 2026年の共通テストは主要科目の多くで平均得点率が6割未満だった
- 共通テストから前期2次試験までは約5週間しかない
- 高3スタートでも、科目の優先順位を絞れば戦える
大切なのは「いつ始めたか」ではなく、今日から本番までを逆算して、やるべき科目と順番を決めることです。
国公立受験に向いている人・慎重に考えたい人
✅ 国公立受験に向いている人
- 苦手科目があっても、最低限の点数まで底上げする努力ができる
- 長期間、コツコツと学習を続けることが苦にならない
- 学費を抑えたい、または志望分野の研究環境が国公立にある
⚠️ 慎重に考えたい人
- 特定の科目が極端に苦手で、共通テストで大きく失点しそう
- 高3の秋時点で、手つかずの教科が複数残っている
- 志望分野に強い私立大学があり、科目を絞って勝負したい
当てはまるからといって国公立を諦める必要はありません。併願戦略を含めて、早めに検討することをおすすめします。
今日からできる3つの第一歩
🧭 まずはここから
共通テストで必要な科目と、2次試験との配点比率を書き出す
2027年1月16日の共通テストから逆算し、月ごとの目標を決める
今日のうちに、苦手単元を1つ選んで復習を始める
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🎓 著者プロフィール

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
- 指導歴10年超(中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害の指導経験あり)
- 中学時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格
- 慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導
- 現在はフリーランスの教育系Webライター・プロ家庭教師
この記事を書く理由:大学受験生や浪人生の学習計画に指導者として関わってきた経験から、国公立志望の受験生が「始める時期」と「科目の優先順位」で迷う場面を多く見てきました。いかなる教育機関にも忖度せず、公開情報と指導経験をもとに判断材料をお届けします。
📝 調査概要
- 調査対象:国公立大学一般選抜(大学入学共通テスト・個別学力検査)の制度と日程、2026年1月実施の共通テスト結果
- 調査方法:公式情報調査(大学入試センター・国立大学協会・文部科学省)、報道・教育情報サイトの文献調査、著者の指導経験に基づく知見
- 調査実施日:2026年10月18日
- 情報の限界:著者は慶應義塾高校からの内部進学のため、共通テスト・国公立2次試験の受験経験はありません。勉強時間の目安は公的統計ではなく著者の指導経験に基づく見解です。各大学の科目・配点は年度ごとに変わるため、最新の募集要項をご確認ください。
- 利益相反の有無:本記事に関連する教育機関・サービスからの報酬・広告提供はありません。
📚 参考文献・引用元
- 独立行政法人 大学入試センター(参照日:2026年10月18日)
- 一般社団法人 国立大学協会(参照日:2026年10月18日)
- 文部科学省「大学入学者選抜」(参照日:2026年10月18日)
- リセマム「2027年度共通テストの日程」関連記事(2026年5月20日)(参照日:2026年10月18日)
- リセマム「2026年度共通テスト 受験者数・平均点」関連記事(2026年2月5日)(参照日:2026年10月18日)
- 旺文社 教育情報センター「2025年新課程入試 国大協『方針』発表」(参照日:2026年10月18日)
公開日:2026年10月18日/最終更新日:2026年10月18日
※情報変更があった場合は随時更新します。

