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スタサプのコース一覧と変更点|4講座の違いを元塾講師が解説

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✏️ この記事を書いた人

元塾講師のひとりごと運営者kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
慶應義塾大学経済学部卒。中学生時代に早稲田アカデミーへ通い慶應義塾高等学校へ進学、大学在学中は同校で受験生を指導。中学受験・高校受験・大学受験に加え、中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のお子さまの指導経験があります。スタサプを併用している生徒の学習も日常的に見ています。

プロフィール運営理念

🎯 結論:コースは1つ、講座が4つ

結論:現在スタサプに「選ぶべきコース」はほぼ存在せず、個人向けは有料のベーシックコース1つ(+初回14日間の無料トライアル)に統合されています。コース一覧を調べて混乱するのは、すでに終了した合格特訓コースなどの情報がネット上に残り続けているためです。

「小学講座・中学講座・高校講座・大学受験講座」はコースではなく講座であり、契約は1つのまま全部見られます。この2つを分けて理解すれば、迷いはほぼ消えます。

📌 この記事で解決できること

  • 今スタサプで申し込めるコースは結局いくつなのか
  • 小学・中学・高校・大学受験の4講座は何がどう違うのか
  • いつ・どのコースが終了し、何が代わりになったのか
  • 学年が上がったとき、コース変更の手続きは要るのか
  • 支払い方法によって料金と無料体験の条件がどう変わるのか

読み終える頃には、公式サイトのどのページを見ても迷わず自分の契約状態を把握できる状態になります。

📝 情報の扱いについて

私はスタサプの運営に関与しておらず、事実部分は公式サイトおよび株式会社リクルートの公表資料(2026年7月27日調査)に基づき、指導者としての見解とは区別して記述しています。調査範囲と限界は記事末尾に記載しました。

慶應義塾大学経済学部在籍当時の学生証

慶應義塾大学経済学部在籍当時の学生証

私の早稲アカ講師時代の給与明細

早稲アカで働いていた証明として、当時の給与明細を載せておきます。

  1. スタサプのコース一覧|今申し込めるのは実質1つだけ
    1. スタサプのコース一覧を表で確認する
    2. ベーシックコースとは何を含むコースか?
    3. 無料トライアルコースとの違い
    4. 団体申込コース(学校経由)は別枠で考える
  2. スタサプ4講座の違い|小学・中学・高校・大学受験
    1. 小学講座は学年で設計思想が変わる
    2. 中学講座は定期テストと内申点に寄せた設計
    3. 高校講座はレベル選択が成否を分ける
    4. 大学受験講座は志望校別対策まで含む
    5. 講座は分かれていても契約は1つ
  3. スタサプのコース変更の経緯|終了したコースと理由
    1. 合格特訓コースの終了が最も影響が大きい
    2. 中学生向けの個別指導コースも終了済み
    3. なぜ「コースが複数ある」情報が残り続けるのか?
  4. コースは1つでも料金は同じではない
    1. 支払い方法で価格と無料体験の可否が変わる
    2. 塾・通信教育との費用差を数字で見る
  5. コース変更・切り替えの実務|何が必要で何が不要か?
    1. 進級時のコース変更は不要
    2. 個人契約と学校契約の切り替えには制限がある
    3. アカウントが2種類あることを理解しておく
  6. コースが1つに集約されたことの注意点
    1. 学習管理は完全に家庭側の責任になった
    2. 返金がほぼ効かない点は事前に理解しておく
    3. 向いている人・向いていない人
  7. よくある質問
  8. まとめ:スタサプのコース一覧・変更点・違いの結論

スタサプのコース一覧|今申し込めるのは実質1つだけ

🎯 スタサプのコースは現在2つ

スタサプのコースは、2026年7月時点で個人が申し込める「ベーシックコース」と「無料トライアルコース」の2つです。これに学校・団体を通じて申し込む「団体申込コース」を加えた3種類が現存し、合格特訓コースなど過去のコースはすべて提供を終了しています。

🔍 まず全体像を押さえる

「スタサプ コース一覧」で調べると、複数のコース名が並ぶ記事に行き当たります。現存するものと終了したものを、同じ表の上で見比べておきましょう。

スタサプのコース一覧を表で確認する

📋 コース一覧と提供状況(2026年7月時点)

コース名対象提供状況
ベーシックコース個人(小1〜高3・高卒生)提供中
無料トライアルコース初回申込者提供中(14日間)
団体申込コース学校・団体の所属者提供中(個人申込不可)
合格特訓コース大学受験生2026年3月30日終了
個別指導塾オンライン中学講座中学生2025年3月30日終了
学習塾向けサービス学習塾2026年3月30日終了

出典:スタディサプリ公式サイト各講座の料金ページ、株式会社リクルート プレスリリース

⚠️ スタディサプリEnglishは別サービス

本記事が扱うのは小学講座・中学講座・高校講座・大学受験講座です。スタディサプリEnglishはこれらとは別サービスで、契約も料金も特定商取引法に関する表示も別建てになっています。ベーシックコースを契約してもEnglishは利用できません。英語4技能の学習を目的にしている場合は、そもそも見るページが違う点にご注意ください。

💡 一覧を見て最初に理解してほしいこと

この表から読み取るべきなのは、家庭が判断すべき変数が「どのコースを買うか」から「どう運用するか」へ移ったという点です。複数コースが並んでいた時期の分岐点は課金判断でした。上位コースを選べば人が付き、計画づくりと進捗管理をある程度まで外に預けられたからです。

コースが1つに集約された現在、契約時点で決まる差はほぼ料金だけになりました。代わりに結果を左右するのは、契約後に「今週どの講座のどの単元をやるか」を家庭で決め続けられるかどうかに一本化されています。映像教材が続かない生徒を見てきた実感として、ここを設計しないまま申し込むと、月額の安さはほとんど意味を持ちません。

ベーシックコースとは何を含むコースか?

✅ 上位・下位の区別がない唯一の有料コース

公式サイトはベーシックコースの範囲を「学習に役立つ全機能」と表現しています。機能によって上位・下位が分かれることはなく、有料コースはこれ1種類だけです。かつての合格特訓コースとの差も講義本数ではなく、人による学習管理が付くかどうかでした。

  • 小1〜高3の全講座の映像授業が学年を問わず見放題(追加料金なし)
  • 授業対応テキストのPDFダウンロードは無料(冊子は1冊1,320円で別売)
  • 演習問題・確認テスト、学習状況を確認するまなレポ、サプモン

含まれる範囲の詳細はベーシックコースの中身と注意点で整理しています。

無料トライアルコースとの違い

⚠️ 無料体験は「申込方法」で条件が変わる

14日間の無料体験は、Webサイトから、かつクレジットカード決済で申し込んだ場合のみ適用されます。14日間には受講申し込み日が含まれ、料金を発生させたくない場合は無料期間終了の24時間前までに利用停止の手続きが必要です。

また「無料トライアル会員」の状態と、有料の「ベーシックコース」利用中の状態は別物です。無料トライアル会員では体験用の一部動画しか視聴できず、中学講座の授業動画は視聴対象外である点は見落とされがちです。条件の全体像は14日間無料体験の適用条件をまとめた記事で確認してください。

団体申込コース(学校経由)は別枠で考える

🏢 学校で配られたアカウントは個人契約と別物

高校などで一斉に配布されるスタサプは団体申込コースで、販売者は株式会社リクルートではなく所属する学校・団体です。特定商取引法の通信販売に関する規定も、国公立の学校・団体を通じた申し込みには適用されません。

団体申込コースは途中解約ができません。「学校の分があるのに個人でも払っていた」という重複は珍しくないので、家庭で契約する前に、学校から配布されていないかを先に確認するのが確実です。

スタサプ4講座の違い|小学・中学・高校・大学受験

🆚 「コースの違い」の正体は講座の違い

検索意図として多い「コースの違い」は、実際には講座の違いを指していることがほとんどです。4つの講座は対象学年と中身が明確に分かれており、同じ月額でも学年帯によって使い勝手がかなり変わります。ここを理解すると、自分に必要な機能が見えてきます。

📊 4講座の中身の違い

講座主な想定学年中心となる中身
小学講座小1〜小6小1〜3はドリル演習中心。小4〜6は基礎・応用の2レベルで国算理社の映像授業
中学講座中1〜中3映像授業は5教科、演習は実技を含む9教科。教科書別の対応講座あり
高校講座高1・高27教科26科目を4レベル(トップ/ハイ/スタンダード/ベーシック)で提供
大学受験講座高3・高卒生志望校別対策講座、共通テスト対策講座、リスニングのトレーニング機能

「主な想定学年」は視聴制限ではありません。高2が大学受験講座を、高3が中学講座を見ることも1契約のまま可能です。出典:スタディサプリ公式サイト 各講座ページ

💬 講座の違いより先に確認すべき「使える環境か」

4講座の中身を比べる前に、私が必ず確認してもらう点があります。講座によって使える端末が違うことです。公式の推奨環境では、小学講座・中学講座は仕様上スマートフォン・タブレットのブラウザでは利用できず、アプリまたはパソコンのブラウザが前提になります。さらに中学講座は授業動画のダウンロードができません。

これは細かい注意書きに見えて、継続率に直結します。中学生の学習が続く家庭の多くは、部活後や食事前の短い時間に動画を見ています。通信環境が不安定な移動中に見る前提で申し込むと、その時間帯が丸ごと使えません。動画ダウンロードの対象と手順を先に把握しておくと、想定が外れずに済みます。動作環境はパソコンならWindows 11以上またはmacOS 13.0以上、スマートフォン・タブレットはiOS/iPadOS 18以上またはAndroid 12.0以上が目安です(2026年3月更新の公式案内による)。

小学講座は学年で設計思想が変わる

🔺 小1〜小3は「映像授業が主役ではない」

小学講座で最も誤解が多いのがここです。小1〜小3は学び直しとして提供されるドリル演習中心の構成で、テキストも付きません。算数の解説動画は1〜2分の短いもので、しかも解説動画のない項目も一部あります。

一方、小4〜小6は1コマ約10分の映像授業に基礎レベルと応用レベルが用意され、応用レベルは中学入試を意識した演習解説中心の講座になります。低学年で「思っていたのと違う」となるのは、この設計差を知らずに申し込んだ場合がほとんどです。中学受験にスタサプをどこまで使えるかを検討している場合は、応用レベルの位置づけから確認するのが近道です。

中学講座は定期テストと内申点に寄せた設計

⭕ 実技4教科まで演習できるのが実質的な差別化点

中学講座は、英数国理社に加えて音楽・美術・技術家庭・保健体育の演習に対応しています。教科書別の「定期テスト厳選予想問題」と、一問一答形式の「スピード暗記」が用意され、スピード暗記には数学と国語がありません。

基本の授業動画は1回約5分(教科書対応の基礎講座の平均時間から表記、3〜7分の動画が8割)で、高校受験など応用力を養う講座では1回約27分の解説もあります。実技教科は市販教材が手薄な領域なので、内申点を意識する家庭ほど価値を感じやすい部分だと考えます。実際の使われ方は中学講座の口コミ検証にまとめました。

高校講座はレベル選択が成否を分ける

🗣️ 指導者として最も注意を促す部分

高校講座は同じ科目に4レベルが並びます。トップレベルは最難関国公立・最難関私立、ハイレベルは難関国公立・難関私立、スタンダードレベルは国公立・私立一般、ベーシックレベルは教科書レベルの基礎という区分です。

私が指導の現場で繰り返し見てきたのは、志望校の名前でレベルを選んでしまい、理解が追いつかずに視聴だけが積み上がるパターンです。学年をまたいで自由に選べる仕組みである以上、選ぶ基準は「志望校」ではなく「今の理解度」に置くべきだと考えます。

ただ「理解度で選べ」では基準になりません。そこで私が使ってもらうのは次の2つです。①1コマを一時停止せずに最後まで理解できるか、②その単元の確認テストで王冠マークが取れるか。確認テストは全問正解のときだけ王冠が付き、それ以外はチェックマークのみという仕様なので、「なんとなく分かった」と「解けた」を機械的に線引きできます。①が崩れるなら一つ下のレベルへ、②が続かないなら一つ下の学年へ。この形にしておくと、本人が自分の判断でレベルを下げられます。難しいと感じたら下げる運用は公式でも推奨されています。

大学受験講座は志望校別対策まで含む

📈 追加料金なしで使える対策講座の範囲

  • 東京大学・京都大学・一橋大学・旧帝大などの大学別対策講座
  • 早稲田大学・慶應義塾大学・難関私大などの私大対策講座
  • 7教科26科目に対応した共通テスト対策講座
  • ディクテーション・音読トレーニングによるリスニング対策

公式サイトは7教科26科目4万本の授業が見放題としています。予備校の講座単位課金と比べたときの価格差は、この講座数がそのまま効いてくる部分です。

講座は分かれていても契約は1つ

🎯 ここが最大の誤解ポイント

ベーシックコースは、現在の学年・年齢に関わらず小1〜高3の全講座を視聴できます。中学生が高校講座を見ることも、高校生が中学範囲へ戻ることも追加費用なしで可能です。公式の合格体験記でも、中学生が高校講座で先取りした例や、高校生が中学総復習講座を使った例が紹介されています。

つまり「どの講座を契約するか」という問いは、そもそも成立しません。

契約は1つ、視聴できる講座は4つ ベーシックコース(1契約) 月額2,178円/12か月一括21,780円(Web・カード決済の場合) 小学講座 小1〜3はドリル中心 小4〜6は基礎・応用 中学講座 映像5教科・演習9教科 教科書別に対応 高校講座 7教科26科目 4レベルから選択 大学受験講座 志望校別・共通テスト リスニング訓練機能 学年をまたいだ戻り学習・先取り学習も追加料金なし(小1〜高3すべて視聴可) 出典:スタディサプリ公式サイト 各講座ページ・料金ページ。2026年7月27日確認

🧭 まずは講座の中身を自分の目で見る段階

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※PR・広告/※講座構成は変更される場合があります。公式サイトで最新情報をご確認ください。

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※PR・広告/※対応教科書は改訂で変わります。公式サイトで最新情報をご確認ください。

スタサプのコース変更の経緯|終了したコースと理由

📌 「変更」を調べる人が本当に知りたいこと

コース変更というキーワードで検索する人の多くは、手続きの方法ではなく「昔あったコースは今どうなったのか」を知りたいのではないでしょうか。ここ2年ほどで、スタサプは複数のコース・サービスを立て続けに終了させました。時系列で見ると流れが分かります。

スタサプ 主要コースの提供期間(〜2026年7月) 2017年 2023年 2025年 2026年 ベーシック 提供中(現在の唯一の有料コース) 合格特訓 2017年3月 〜 2026年3月30日 終了 個別指導塾 オンライン中学 2023年9月〜2025年3月30日 学習塾向け 開始時期は非公表 → 2026年3月30日 提供終了 2026年3月30日 出典:株式会社リクルート プレスリリース(2025年3月28日・2025年6月2日)、スタディサプリ公式サイト。2026年7月27日確認

合格特訓コースの終了が最も影響が大きい

❌ 失われたのは「人が伴走する仕組み」

合格特訓コースは、志望大学に合わせた講師陣監修の学習プランと、現役大学生によるコーチングがセットになったコースでした。2017年3月の提供開始から約8年を経て、事業環境の変化やサービスの利用状況などを総合的に判断した結果、2026年3月30日をもって提供を終了しています(株式会社リクルート プレスリリース)。

公式の合格報告には、このコーチとのやり取りを心の支えとして挙げる受験生の声が数多く残っています。裏を返せば、現在のスタサプには相談相手が付きません。代替の考え方は合格特訓コース終了後の選択肢をまとめた記事で詳しく整理しています。

中学生向けの個別指導コースも終了済み

📉 提供期間は約1年半と短命だった

個別指導塾オンライン中学講座は、生徒の自律的な学習と苦手科目の克服を支える目的で2023年9月に始まり、2025年3月30日に終了しました(株式会社リクルート プレスリリース)。学習塾向けサービスも2026年3月30日に提供を終えています。

なぜ「コースが複数ある」情報が残り続けるのか?

💬 私が公開情報から読み取る背景

終了した3つを並べると、共通点が1つ浮かびます。いずれも「人が付く」か「事業者が間に挟まる」形態だったという点です。合格特訓コースは現役大学生によるコーチング、個別指導塾オンライン中学講座は個別指導の担当者、学習塾向けサービスは塾。残ったのは、一度収録すれば利用者が増えても追加の稼働が発生しない映像授業だけでした。

公式に示された終了理由は事業環境の変化とサービスの利用状況であり、それ以上の内部事情は公表されていないため断定はできません。ただ、残ったものと消えたものを並べれば、映像授業の見放題という一点に資源を集中させる方向にあることは読み取れます。この整理は、後述する「学習管理は家庭が担う」という話と地続きです。現在も残る学習プランの自動生成やまなレポは情報を提示する機能であって、消えた人の稼働の代わりにはなっていません。

そして情報が錯綜するのは、コース終了の告知がプレスリリースという形を取り、講座紹介ページのように検索で目に入る場所には残らないためです。古い比較記事が更新されないまま上位に残る構造は、しばらく解消しないと考えます。

コースは1つでも料金は同じではない

🧮 差が生まれるのは「どこから申し込むか」

コースが1種類でも、支払う金額は最大で月あたり約1,000円違います。差を生むのは講座でも学年でもなく、申込経路と支払い方法です。ここは契約後に変更できない部分があるため、申し込み前に決着させておく必要があります。

支払い方法で価格と無料体験の可否が変わる

💰 申込経路別の料金比較

申込経路・支払い料金14日間無料体験
Web+カード(12か月一括)21,780円/月あたり1,815円対象
Web+カード(月払い)月額2,178円対象
Web+コンビニ決済年払いのみ 21,780円対象外
アプリ内決済月額2,800円対象外
テキスト冊子(任意)1冊1,320円(税込・送料込)

出典:スタディサプリ公式サイト 料金ページ・特定商取引法に基づく表記(2026年7月27日確認)

❗ 見落とされやすい3つの条件

  • アプリ内決済が高いのは、Apple社・Google社の決済手数料が上乗せされるため
  • コース利用中に支払い方法は変更できない
  • 12か月一括は2か月分(4,356円)お得だが、途中でやめても返金はない

年間で見ると一括払いが有利なのは確かです。ただし合わなかった場合の損失も一括分になるため、初月は月払いで試し、続くと判断できてから切り替える運用も現実的だと考えます。4種類の支払い方法の比較も判断材料になります。

塾・通信教育との費用差を数字で見る

💳 公式が示す比較データの読み方

公式サイトは文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」等をもとに、中学生の学習塾費 年間約35万円に対しスタサプ中学講座は年間約2.2万円と示しています。ただしこれは支出者の平均額どうしの比較であり、指導形態も回数も異なります。「同じサービスが安い」のではなく「別の性質のサービスが安い」と読むのが正確です。金額の内訳は料金を検証した記事に譲ります。

📝 費用に関する注記

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各サービスの公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。

🆓 費用感を確かめてから決めたい方へ

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コース変更・切り替えの実務|何が必要で何が不要か?

🔰 手続きが必要なものだけを覚える

「コース変更」という言葉で想像される手続きの大半は、実は不要です。逆に、必要なのに知られていない手続きも存在します。ここを混同すると無駄な支払いが発生するため、必要・不要を分けて整理します。

進級時のコース変更は不要

⭕ 学年が上がっても料金も契約も変わらない

中学講座の公式ページは「学年が上がっても料金そのまま」と明示しています。契約変更の手続きもありません。ただし学習画面では初期設定で学年や使用教科書を登録しているため、進級時に設定を見直すと教科書対応講座が正しく表示されます。特に中学講座は教科書別に講座が分かれるので、この確認は毎年しておく価値があります。

個人契約と学校契約の切り替えには制限がある

⚠️ 2026年2月26日からルールが変わった

この日以降、個人で利用していたアカウントを学校利用に引き継ぐことはできません。学校契約に移る場合は、個人契約をいったん利用停止したうえで、あらためて学校契約のアカウント登録が必要です。

なお個人のベーシックコース12か月一括払いから学校契約へ乗り換える場合に限り、中途解約と残期間分の返金ができる場合があります。月々払いは日割り返金の対象外です。また個人契約と学校契約の期間が重複しても、支払い済み期間に遡っての返金は行われません。

アカウントが2種類あることを理解しておく

🔍 手続きの入口を間違えないための前提

① 学習Webアカウント:学習者が使う。映像授業の視聴や演習に使用。
② サポートWebアカウント:決済者が使う。申し込み・利用停止・登録内容の変更に使用。
③ 完全に退会する場合:有料コースの利用停止 → 学習アカウントの削除 → サポートWebの退会、の3段階が必要。

「解約したつもりが課金が続いていた」という相談の多くは、この2種類の取り違えが原因です。手順の詳細は解約・退会の全手順を追った記事にまとめています。

コースが1つに集約されたことの注意点

⚖️ 良い面だけを見て決めない

選択肢が減って分かりやすくなった一方で、失われた機能もあります。ここを直視せずに申し込むと、想定と違う結果になりかねません。私が保護者の方に必ず伝えている点を挙げます。

学習管理は完全に家庭側の責任になった

❌ 伴走者が付くコースはもう存在しない

コーチングが付く合格特訓コースが終了した以上、計画づくりと進捗管理は本人と家庭が担うことになります。学習プランの自動生成機能やまなレポは残っていますが、これらは情報を提示するだけで、行動を促す役割は果たしません。

そのうえで、家庭が追える数字自体は用意されています。まなレポで確認できるのは視聴時間、学習日に見たチャプター数、確認テストの回答数、そして「正解数÷回答数×100」で算出される正答率です。学習画面では、確認テストに全問正解した単元にだけ王冠マークが付きます。私が保護者の方にすすめているのは、視聴時間ではなく「王冠が増えたか」を週に1回だけ見る運用です。視聴時間は流し見でも伸びますが、王冠は解けなければ増えません。管理の負担を増やさずに実態をつかむには、この一点に絞るのが現実的だと考えます。具体的な回し方は登録から成績アップまでの手順が参考になります。

指導経験から言えば、映像授業が続かない生徒の大半は、授業の質ではなく「今日どこをやるか」が決まらないところでつまずきます。自分で決められないタイプであれば、スタサプ単体ではなく人が管理してくれる塾や家庭教師との比較から入るほうが、結果的に無駄が少ないと考えます。

返金がほぼ効かない点は事前に理解しておく

🔺 返金の例外は限定的

公式の返金ポリシーでは、利用者都合の中途解約と残期間分の返金は原則として受け付けていません。例外は12か月一括払いの契約における次の2つに限られます。

  • 団体契約への乗り換えに伴う中途解約
  • 高校・高専の卒業に伴う中途解約(在学中に申込・更新が発生した契約に限る)

さらに、決済発生日から申し出までに10か月以上経過している場合は返金が発生しません。返金額は「支払額-(通常月額×利用月数)」で計算され、1か月未満の日数も1か月として扱われます(スタディサプリ 返金ポリシー)。

向いている人・向いていない人

✅ コース集約後のスタサプが向いている人

  • 学年や科目をまたいで、自分で範囲を決めて進められる
  • 戻り学習や先取りに使いたい明確な目的がある
  • 塾や通信教育と併用し、分からない単元の補助として使いたい
  • 実技教科を含めた定期テスト対策を安く整えたい(中学生)

❌ 単体では厳しい可能性がある人

  • 何をやるかを他人に決めてもらわないと動き出せない
  • 質問できる相手がいないと、つまずいた時点で止まってしまう
  • 小1〜小3で、映像授業中心の学習を期待している
  • 私立高校入試や、公立高校の独自問題への対策を主目的にしている

最後の点は補足が必要です。中学講座の受験対策実践講座は標準・難関レベルの公立高校入試に対応しており、私立入試や東京都の自校作成問題、神奈川県の特色検査、大阪府のC問題には対応していません。ここは公式が明記している範囲です。該当する場合でも人格や努力の問題ではなく、単に道具の適性が違うだけだと考えてください。

よくある質問

❓ 検索でたどり着く前に解決しておきたい疑問

コース周りで実際に多い質問を、公式情報に基づいて回答します。

❓ Q1. スタサプのコースは今いくつありますか?

A. 個人で申し込めるのは有料のベーシックコースと、初回のみの14日間無料トライアルコースの2つです。ほかに学校・団体経由の団体申込コースがありますが、個人では申し込めません。合格特訓コースなど過去のコースはすべて終了しています。

❓ Q2. 小学講座・中学講座・高校講座は別々に契約が必要ですか?

A. 不要です。ベーシックコースを1つ契約すれば、現在の学年に関わらず小1〜高3の全講座を視聴できます。講座は学年帯ごとの入口が分かれているだけで、課金の単位はコース1つです。

❓ Q3. 学年が上がったらコース変更の手続きは必要ですか?

A. 契約の変更手続きは不要で、料金も学年で変わりません。ただし学習画面の学年・教科書設定は見直すと、教科書に対応した講座が表示されやすくなります。

❓ Q4. 合格特訓コースはまだ申し込めますか?

A. 申し込めません。2026年3月30日をもって提供を終了しました。現役大学生によるコーチングが付くコースだったため、現在のスタサプには相談相手が付く仕組みがなく、学習管理は自分で行う前提になります。

❓ Q5. コースを途中で解約したら返金されますか?

A. 原則ありません。利用停止後も支払い済み期間は満了まで使えますが、残期間分の払い戻しは行われません。例外は12か月一括払いにおける団体契約への乗り換えと、高校・高専の卒業に伴う解約のみです。

❓ Q6. アプリから申し込むと料金が変わるのはなぜですか?

A. App Store決済とGoogle Play Store決済には各社の決済手数料が上乗せされるためで、月額は2,800円になります。加えて14日間の無料体験も適用されません。無料体験はWebサイトかつクレジットカード決済が条件です。

❓ Q7. 学校で使っているスタサプを個人契約に引き継げますか?

A. 2026年2月26日以降、個人アカウントを学校利用へ引き継ぐことはできません。学校契約に切り替える場合は、個人契約を利用停止したうえで学校契約の登録を行う必要があります。

まとめ:スタサプのコース一覧・変更点・違いの結論

インフォグラフィック

🎯 この記事の結論

  • 個人向けのコースはベーシックコース1つに集約された(+初回14日間の無料トライアル)
  • 小学・中学・高校・大学受験はコースではなく講座で、1契約ですべて視聴できる
  • 合格特訓コースは2026年3月30日に終了し、人が伴走する仕組みは残っていない
  • 学年が上がってもコース変更の手続きは不要、料金も変わらない
  • 料金差を生むのは講座ではなく申込経路と支払い方法(月2,178円か2,800円か)
  • 返金は原則なし。年払いの前に月払いで相性を測る判断も有効

✅ 申し込んで良い人のチェックリスト

  • 自分で学習範囲を決めて進められる、または家庭で管理できる
  • 戻り学習・先取り・苦手単元の補強という明確な目的がある
  • 塾や学校の授業と併用する前提で考えている
  • まずWebサイト+クレジットカードで無料体験の条件を満たせる

❌ いったん立ち止まったほうがよい人

  • 誰かに管理・質問できる環境がないと続かない自覚がある
  • 小1〜小3で映像授業中心の学習を期待している
  • 私立高校入試や公立の独自問題への対策が主目的である

🗝️ 最後の一歩:条件を満たしてから申し込む

ここまでの内容で自分に合うと判断できたら、無料体験の条件(Webサイト+クレジットカード決済)を満たす形で申し込み、14日以内に続けるかを決めるのが最も損の少ない進め方です。

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📝 進路選択に関する注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。個別の契約条件については、公式窓口へのご確認をおすすめします。

🎓 執筆者プロフィール

元塾講師のひとりごと運営者kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

指導歴10年超。中学生時代に早稲田アカデミーへ通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業後、在学中から早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在はフリーランスとして、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のお子さまの指導にあたっています。

この記事を書く資格がある理由:スタサプを併用する生徒の学習を継続的に見てきた経験があり、映像教材が機能する条件と機能しない条件を現場で観察してきました。また塾側の運営実務を知る立場から、コース設計の変更が利用者にどう影響するかを、宣伝文ではなく構造として読み解けます。当サイトはいかなる教育機関にも忖度せず、メリットとデメリットの双方を開示する方針で運営しています。

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📋 調査概要

  • 調査対象:スタディサプリ小学講座・中学講座・高校講座・大学受験講座のコース構成、料金体系、提供終了コース、契約・解約規定
  • 調査方法:公式サイト調査(各講座ページ・料金ページ・ご利用ガイド・よくある質問・特定商取引法に基づく表記)、株式会社リクルートのプレスリリース調査、著者の業界知見に基づく分析
  • 調査実施日:2026年7月27日
  • 情報の限界:著者は合格特訓コースおよび個別指導塾オンライン中学講座を自ら受講した経験がありません。これらのコースの終了理由についても、公式に示された範囲(事業環境の変化とサービスの利用状況)を超える内部事情は確認できませんでした。また団体申込コースの価格は所属団体ごとに異なるため具体的な金額を掲載しておらず、学習塾向けサービスの提供開始時期も公表資料からは確認できませんでした。今後のコース追加・変更予定についても公表資料からは確認できませんでした。
  • 利益相反の有無:本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。運営会社からの記事内容に関する指示・報酬は一切受けていません。

📝 更新履歴

公開日:2026年7月27日/最終更新日:2026年7月27日
※情報変更があった場合は随時更新します。