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✏️ この記事を書いた人
kou/教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)。指導歴10年超。早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校へ進学、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで受験生を指導しました。現在は中学受験から大学受験・浪人生まで幅広く担当し、スタディサプリを併用している生徒の指導経験もあります。
🎯 結論
結論:スタディサプリ大学受験講座の「合格特訓コース」は、2026年3月30日をもって提供が終了しました。いま検索してたどり着いた方が新たに申し込むことはできません。
ただし、合格特訓コースが持っていた価値は「授業」ではなく「学習プラン+人による伴走」の部分にありました。授業も志望校対策講座も、月額のベーシックコースにそのまま残っています。つまり失われたのはコーチングの一点であり、そこをどう埋めるかが、いま考えるべき本当の論点です。
📋 この記事を読むとわかること
- 合格特訓コースが「何だったのか」と、終了までの正確な時系列
- 公式が示した終了理由と、そこから読み取れること
- いま申し込めるコースと料金(2026年7月26日時点の公式情報)
- コーチングの穴を埋める、現実的な3つの代替ルート
- 合格報告から見えた「コーチが効いていた層」の特徴
📝 情報の限界と利益相反について
私自身は合格特訓コースの受講者でもコーチ経験者でもありません。本記事は、リクルートの公式ニュースリリース、スタディサプリ公式サイト、公式ヘルプページなどの一次資料の調査と、私自身の指導現場での知見にもとづいて執筆しています。すでに終了したコースであるため、当時の料金ページなど確認できなかった情報については、その旨を正直に明記します。本記事には広告リンクを含みます。
スタサプ合格特訓コースとは?
🔰 この章の要点
「合格特訓コース」という名前だけを聞いて検索した方も多いはずです。まずは、このコースが提供していたものを正確に押さえます。ここを理解しておくと、後半の代替策の話が一気に具体的になります。
合格特訓コースの中身は「学習プラン」と「コーチング」のセット
📌 公式が定義していた内容
リクルートの公式リリースでは、合格特訓コースは個々の志望大学に合わせたスタディサプリ講師陣監修による学習プランと、現役大学生によるコーチングがセットになったコースと説明されていました。
ここで大事なのは、「神授業」と呼ばれる講義動画そのものは合格特訓コース固有の要素ではなかったという点です。授業は月額のベーシックコースにも含まれています。合格特訓コースが上乗せしていたのは、あくまでその授業をいつ・どの順番で受けるかの設計と、それを人が見守る仕組みでした。
なお、コーチとの接触が週何回だったのか、担当はどう決まり交代はあり得たのか、といった運用の細部は、公式リリースの記述からは確認できませんでした。サービス終了に伴い当時の紹介ページも公開されていません。本記事では、公式が明記していた「学習プラン」と「現役大学生によるコーチング」という2要素までを事実として扱い、それ以上の運用実態は推測しない方針で書きます。
🆚 コース構成の違い(イメージ図)
出典:株式会社リクルート ニュースリリース(2025年6月2日)、スタディサプリ公式サイト(2026年7月26日確認)をもとに作成
約8年続いたサービスだった
📊 提供期間と規模感
合格特訓コースの提供開始は2017年3月。終了までおよそ8年間、大学受験生に使われ続けたコースでした。公式リリースでも、利用者と個別指導を担当した先生方への感謝が述べられています。
オンライン学習サービスにおいて、8年という提供期間は決して短くありません。それだけに、「今から申し込もう」と検索している方が一定数いるのは自然なことだと思います。スタディサプリ全体のサービスがなくなったわけではないという点は、まず安心していただいて大丈夫です。全4講座の現状についてはスタサプ全講座の実態を本音で検証した記事で整理しています。
合格特訓コースはいつ終了した?時系列で確認
発表は2025年6月、終了は2026年3月30日
🔢 終了までのタイムライン
出典:株式会社リクルート「『スタディサプリ大学受験講座』の『合格特訓コース』、サービス終了のお知らせ」(2025年6月2日)
⚠️ 検索結果に古い情報が残っている点にご注意ください
サービス終了から日が浅いため、料金や申込方法を紹介した第三者のページが検索結果に残っていることがあります。金額や申込手順が書かれた記事を見つけても、それは終了前の情報である可能性が高いとお考えください。最新の提供状況は必ず公式サイトでご確認ください。
既存の契約者はどう扱われたのか?
📌 公式の案内内容
公式リリースでは、利用者は2026年3月30日まで、それぞれの契約終了日まで従来どおり利用できると案内されていました。発表から終了まで約10か月の猶予が置かれた形です。すでに全契約が終了しているため、この点が今から検討する方の行動を左右することはありません。
むしろ確認しておくべきは、これから申し込む場合に適用される現行ルールのほうです。スタディサプリの返金ポリシー(公式ヘルプ)は、原則としてお客様都合の中途解約と残期間分の返金を受け付けていません。例外は団体契約への切り替えと、高校・高専の卒業に伴う解約などに限られ、しかも決済発生日から10か月以上経過している場合は返金が発生しないと明記されています。「合わなければ途中でやめて返金してもらう」という前提は成り立たないと考えておいてください。
なぜ終了したのか?公式説明から読み解く
公式が挙げた理由は「事業環境の変化」と「利用状況」
📌 公式説明(事実)
リクルートは終了の理由として、事業環境の変化やサービスの利用状況などを総合的に判断したと説明しています。指導の質の問題やトラブルを理由に挙げた記述は、公式リリースには一切ありません。
そしてもう一つ、公式リリースを並べて読むと見えてくることがあります。同社は合格特訓コースの前後に、人が指導に関わる別のサービスについても提供終了を発表していました。
| サービス | 終了日 | 公式が挙げた理由 |
|---|---|---|
| 個別指導塾オンライン中学講座 | 2025年3月30日 | 事業環境の変化やサービスの利用状況などを総合的に判断 |
| 合格特訓コース | 2026年3月30日 | 同上 |
| 学習塾向けサービス | 2026年3月30日 | 同上 |
出典:株式会社リクルート 各ニュースリリース(参照日:2026年7月26日)
3件はいずれもまったく同じ表現で終了理由が説明されており、合格特訓コースと学習塾向けサービスは終了日まで同一です。合格特訓コース単体の失敗というより、対人サービス領域を段階的に整理した動きと読むほうが、公開情報とは整合的だと考えます。
業界の構造から見た私なりの読み方
💬 元塾講師としての見解
ここからは公式説明を離れた、私個人の解釈として読んでください。
私は早稲田アカデミーで学生講師として受験生を指導し、その後も家庭教師として生徒に伴走してきました。その立場から言うと、学生が担当する伴走には、避けがたい構造的な弱点が一つあります。それは「担当が代わる」ことです。
大学生は就活をし、留学もし、学年が上がれば忙しくなります。私自身、担当していた生徒を学年途中で引き継いだことも、引き継がれたこともあります。そして引き継ぎの前後で、生徒側に必ず同じ変化が起きました。報告が形骸化するのです。
前の担当には「今週サボりました」と正直に書けていた生徒が、新しい担当には「順調です」としか書かなくなる。伴走の効き目は、助言の質よりも「弱いところを見せられる関係かどうか」に依存します。関係の構築には数か月かかるのに、担当交代はそれを一度ゼロに戻してしまう。実際、公開されている合格報告の中にも、担当が交代した時期に臨時のコーチが入ったと書いている受験生がいました。
つまり学生コーチという設計は、価格を抑えて生徒に近い目線を持ち込める代わりに、関係の継続性という一番肝心な部分に弱さを抱えていた——これが、同じ立場を経験した私の率直な見方です。終了は「コーチングに意味がなかった」ことの証明ではなく、むしろ、質を保ったまま続けるにはそれだけのコストがかかるという事実の裏返しだと考えています。
📖 合格特訓コースを使っていた受験生へ
もし過去に合格特訓コースを使っていて、この記事にたどり着いた方がいたら、一つだけ伝えたいことがあります。
サービスが終了したことは、あなたが受けた指導の価値を一切下げません。公式が挙げた理由は事業判断であり、指導内容への評価ではありません。コーチとやり取りしながら計画を立て直した経験、崩れた週を立て直した経験は、そのまま次の学習に持ち出せる技術です。
私が指導していて実感するのは、伴走してもらった経験のある生徒は、伴走が外れても「自分で自分に報告する」ことができるようになるということです。仕組みは終わっても、身につけた習慣は終わりません。
今から申し込めるコースと料金はいくら?
🎯 現在の料金(結論)
月額2,178円/12か月一括払い21,780円(月あたり1,815円)。入会金・初期費用は不要です(Webサイトからのクレジットカード決済の場合/2026年7月26日時点)。
合格特訓コースが選べない以上、検討対象はこのベーシックコース一択になります。月額の内訳や他学年との違いはスタサプ料金の内訳を整理した記事で確認できます。
ベーシックコースの料金
💰 支払い方法別の料金
| 支払い方法 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| Web・12か月一括 | 21,780円(月あたり1,815円) | もっとも割安 |
| Web・月払い | 月額2,178円 | クレジットカード決済 |
| アプリ内決済 | 月額2,800円 | Apple・Googleの決済手数料を含むため割高 |
| テキスト冊子 | 1冊1,320円(税込・送料込) | PDFは無料ダウンロード可 |
出典:スタディサプリ高校講座・大学受験講座 料金ページ/特定商取引法に基づく表記(2026年7月26日確認)。表示価格はWebサイトでの受講申し込み手続きをした場合に適用されます。
📝 費用に関する注記
本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各サービスの公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。また通信料やテキスト冊子などのオプション費用は別途発生します。
合格特訓コースの当時の料金は確認できませんでした
❗ 正直に書きます
「合格特訓コース 料金」で検索してこの記事にたどり着いた方には申し訳ないのですが、サービス終了に伴い公式の料金ページが公開されていないため、当時の正確な金額を一次情報として確認することができませんでした。
ネット上には金額を記載したページも残っていますが、出典が確認できないものを事実として書くわけにはいきません。ここは「調べたが確認できなかった」と正直にお伝えします。現在検討できるのはベーシックコースの料金だけであり、実務上はそれで十分だと考えています。
塾・予備校と比べたときの位置づけ
💰 年間コストの比較
公式サイトでは、高校生の学習塾費が年間約38万円であるのに対し、スタディサプリは年間約2.2万円と紹介されています(学習塾費の数値は文部科学省「子供の学習費調査(令和5年度)」および「学校基本調査(令和5年度)」をもとに公式が加重平均して作成した値です)。
この価格差こそが、スタディサプリの本質的な強みです。合格特訓コースがなくなった今も、この土台は何も変わっていません。学年別の詳しい費用感は高校生の月額と総額を整理した記事で確認できます。
【PR】スタサプ大学受験講座の最新料金を公式サイトで確認する※PR・広告 ※公式サイトで最新情報をご確認ください
コーチングの穴をどう埋めるか?
🧭 この章の要点
合格特訓コースを探していた方が本当に欲しかったのは、おそらく「授業」ではなく「一人にしない仕組み」です。ここが本記事の中心になります。現実的な3つのルートを、コストと手間の順に並べます。
ルート1:学習プラン機能を使い倒す(追加費用ゼロ)
✅ 「いつ何をやるか」は今も自動で手に入る
見落とされがちですが、志望校と受験科目を入力すると講師監修の年間学習プランが生成される機能は、ベーシックコースにそのまま残っています。合格特訓コースで失われたのは「人が見る部分」であって、「計画の設計図」ではありません。
公式は、学習プランを立てる際の手順として、受講すべき講座の講義数を「受講完了月数×4週」で割り、1週間あたりのコマ数を出す方法を案内しています。たとえば全24講義を3か月で終える講座なら、週2コマが目安になります。この計算を自分でやるだけで、計画は驚くほど具体的になります。
📋 自分でコーチ役を立てる3ステップ
「英語をがんばる」ではなく「週2コマ×3か月」と数える。アプリの学習記録機能で達成度が可視化できます。
学校の先生でも保護者でも構いません。合格特訓コースのコーチが果たしていた役割の核心は、助言よりも「見られている」という状態にありました。
崩れない計画はありません。崩れた前提で、日曜の夜に15分だけ立て直す。これだけで継続率が変わります。
ルート2:伴走が必要な科目・時期だけ外部を併用する
📌 「全部を任せない」という考え方
合格特訓コースの利点は、月額数千円台の映像授業に人の伴走が付いていた点にありました。同じ形は再現できませんが、授業はスタディサプリ、伴走だけを外部で調達するという分業なら、今でも組めます。
たとえばオンライン家庭教師を週1回だけ入れて「進捗確認と質問対応の窓口」として使う形です。授業を全部依頼する必要はないので、費用は最小限で済みます。具体的な候補としては、東大生講師が中心で浪人生の利用にも対応するトウコベのようなオンライン家庭教師が近い位置にあります。また「教わる」より「机に向かう場所」が欲しいだけなら、無料で使えるオンライン自習室から試すほうが費用対効果は高くなります。選び方の基準そのものは塾・家庭教師を5つの軸で比較したランキング記事にまとめています。
🆚 伴走の調達方法の比較
| 方法 | 費用感 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 学習プラン+自己管理 | 追加費用なし | 自分で決めたことを実行できる人 |
| 学校・保護者への週次報告 | 追加費用なし | 相談できる大人が身近にいる人 |
| オンライン家庭教師を併用 | サービスにより大きく変動 | 質問対応と進捗管理を同時に外注したい人 |
| オンライン自習室を併用 | 無料〜数千円程度 | 「勉強する場」がないと手が止まる人 |
費用は各社の公表条件により大きく異なります。必ず各公式サイトでご確認ください。
ルート3:まず14日間の無料体験で自走できるか試す
🆓 判断を先送りせず、確かめてから決める
初回の方は14日間の無料体験を利用できます(受講申し込み日を含む14日間で、Webサイトかつクレジットカード決済での申し込みが条件です)。
私が受験生に勧めているのは、この14日間を「授業の質を見る期間」ではなく「自分が続けられるかを見る期間」として使うことです。授業のわかりやすさは、正直なところ最初の1本で判断がつきます。本当に確かめるべきは、誰にも言われずに14日間で何コマ進められたか。ここが3コマ以下なら、外部の伴走を足す判断を早めに下したほうがいい、というのが私の基準です。条件の詳細は14日間無料体験の全条件をまとめた記事、途中でやめる場合の手順は無料トライアルの解約・退会手順で確認しておくと安心です。
合格報告から見えた「コーチが効いていた層」
🔢 まず、数えてみました
スタディサプリ公式の2025年度大学合格実績ページには、合格者の声が掲載されています。同じ人の声が複数大学に重複掲載されているため、重複を除いた126件を対象に、私が実際に内容を数えました。結果は以下のとおりです。
共通していたのは「塾に通っていない」という条件
📊 合格者の声126件の内訳(自主集計)
集計対象:スタディサプリ公式「2025年度 大学合格実績」掲載の合格者の声(重複掲載を除外/集計日:2026年7月26日/集計者:本記事執筆者)。掲載は公式が抜粋したものであり、利用者全体を代表する標本ではありません。



