
🏷️ 広告・PR表記について
本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。収益は当サイトの運営に充てられますが、これにより記事の内容・評価の公正性が損なわれることはありません。メリット・デメリットともに公正に情報提供しています。PR表記の考え方は消費者庁・景品表示法のページに準拠しています。
✏️ この記事を書いた人
kou/教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
中学生時代に早稲田アカデミーへ通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業後、在学中から早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験から大学受験・浪人生まで幅広く担当し、スタディサプリを併用している生徒の指導経験があります。だからこそ、宣伝文句ではなく「実際にどこまで使えて、どこから足りなくなるのか」を書けると考えています。
🎯 結論
結論:スタサプは「東大対策の土台づくり」には十分使えますが、これ一本で東大合格まで到達できる設計にはなっていません。
東大専用の対策講座は6科目62講義、料金は月額2,178円(税込)。この規模で理解の土台は十分に作れますが、地歴の東大二次対策講座と答案添削は含まれていません。逆に言えば、その2つを外部で確保できる人にとって、この価格は破格の武器になります。
📋 この記事で解決できること
- スタサプの東大対策講座は具体的に何科目・何講義あるのか
- 「東大対策として足りない部分」はどこで、どう埋めるのか
- 合格特訓コース終了が東大志望者にどう影響するのか
- 月額いくらで、塾・予備校と比べて何が違うのか
- スタサプが向いている東大志望者・向いていない東大志望者
読み終える頃には、「自分の受験計画のどこにスタサプを組み込むか(あるいは組み込まないか)」を、感覚ではなく講座構成という具体的な根拠で判断できる状態になります。
📝 情報の限界と利益相反について
本記事の講座内容・料金は、いずれも2026年8月2日時点の公式サイト掲載内容です。私は東京大学の受験生ではなく、東大受験そのものを当事者として経験してはいません。本記事の講座構成・料金に関する記述は、スタディサプリ公式サイトおよび株式会社リクルートの公表資料の調査に基づいています。指導者としての見解は「私の指導経験に基づく考え」であることを明示して書き分けました。また本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。
スタサプの東大対策とは?
🔰 この章でわかること
「スタサプに東大対策があるらしい」という話は聞くものの、中身が何講義でいくらなのかまで把握している受験生は多くありません。まずは事実だけを、数字で整理します。ここを押さえないと、後半のデメリットの話が「なんとなくの不安」で終わってしまうからです。
東大対策講座は6科目62講義という規模
📊 東京大学向け志望校対策講座の一覧
| 講座名 | 担当講師 | 講義数 |
|---|---|---|
| 東京大学 英語対策講座 | 肘井 学 | 10講義 |
| 東京大学 数学IAIIBIIIC対策講座 | 堺 義明 | 12講義 |
| 東京大学 現代文対策講座 | 柳生 好之 | 10講義 |
| 東京大学 物理対策講座 | 中野 喜允 | 10講義 |
| 東京大学 化学対策講座 | 坂田 薫 | 10講義 |
| 東京大学 生物対策講座 | 牧島 央武 | 10講義 |
合計62講義。これに加えて「難関国公立大 英語対策講座」「難関国公立大 数学III+C対策講座」「難関国公立大 現代文対策講座」も同じ料金の中で受講できます(出典:スタディサプリ公式サイト 東京大学対策ページ/2026年8月2日確認)。
💬 この数字をどう読むか
62という数字は、私の物差しでは「理解を作るには十分、答案を作るには足りない」です。私は早稲田アカデミーで集団指導を担当していましたが、ひとつの解法を扱う授業自体は1コマで終わります。問題は、その解法が試験時間内に手が動く状態になるまでに、同型の問題を何度も踏ませる必要があるという点でした。感覚として、講義1回に対して自力演習はその数倍の時間を要します。
62講義はカリキュラムでいえば数か月分にすぎません。62本を見終えた地点は、東大の答案を書く準備が整った地点ではなく、書き始められる地点だと考えています。ここが後半の核心になります。
東大向け講座は追加料金なしで視聴できる
💰 料金の基本構造
スタディサプリのベーシックコースは月額2,178円(税込)、12か月一括払いなら年額21,780円(税込/月あたり1,815円)です。志望校対策講座も共通テスト対策講座も、この定額の中にすべて含まれます。学年をまたいだ視聴も可能で、7教科26科目4万本の授業が見放題という構成です(出典:スタディサプリ公式サイト 料金ページ)。
スタサプ全体の仕組みから確認したい方は、サービス全体の構造と注意点をまとめた解説を先に読むと理解が早いはずです。
📝 費用に関する注記
本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。
高1・高2から使う場合と高3から使う場合の違い
💡 学年で価値がまったく変わるサービスです
私がスタサプという仕組みで最も評価しているのは、東大対策講座そのものではなく、どの学年で申し込んでも小1から高3までの全講座を追加料金なしで視聴できるという設計です。この一点だけで、高1・高2と高3では使い方も価値もまったく別物になります。
高1・高2で使う場合:先取りより先に、中学範囲まで戻れることの方が効きます。東大志望者でも数学の指数対数や英文法の準動詞あたりに穴を抱えたまま進んでいる生徒は珍しくなく、私はそういう生徒に「学校の進度と関係なく、詰まった単元まで一気にさかのぼる」使い方をさせてきました。学年の壁がない教材でなければできない補修です。
高3で使う場合:役割は補修から限定されます。東大対策講座で解法の型を受け取り、演習は別で積む、という前提でなければ時間が足りません。
逆に、高1から東大対策講座に手を出す先取りは、私はあまり勧めません。過去問ベースの講座を土台のないまま見ても、「解説を理解できた」という手応えだけが残り、点を取る力に変わらないからです。先取りするなら通年講座のレベルを上げる方向で、東大対策講座は最後に取っておくのが順序だと考えます。
科目別に見るスタサプ東大対策講座の中身
🔍 この章の狙い
「東大対策講座がある」で終わらせず、講座概要に書かれている扱う内容まで踏み込みます。実は公式の講座説明を丁寧に読むだけで、スタサプが東大受験のどこを担当し、どこを担当しないのかがかなり正確に見えてきます。
英語:リスニングを扱わない設計をどう受け止めるか?
⚠️ 講座説明に明記されている重要な限定
東京大学 英語対策講座(肘井学講師・10講義)の講座概要には、リスニングを除いた東大の英語を大問ごとに取り上げると明記されています。要約(1-A)、空所補充(1-B)、英作文(2-A・2-B)、正誤・下線部和訳(4-A・4-B)、物語文(5)を2周する構成です。
東京大学は大問ごとの配点を公表していませんが、リスニングは独立した大問として出題されます。この講座だけではその部分が空白になる、という事実は最初に押さえておく必要があります。出題形式や実施要項は、東京大学の公式サイトで公開される入学者選抜要項を一次情報として必ず確認してください。
💡 指導者としての補い方の考え
私は、リスニングで崩れる生徒の多くは「英語が聞き取れない」のではなく、処理の順番でつまずいていると感じています。指導していて繰り返し見たのは、設問の先読みが終わらないうちに音声が始まる/数字・固有名詞が出た瞬間に思考が止まり、その後の2文を丸ごと落とす/選択肢の吟味を音声中に始めてしまい次の設問に間に合わないという3つの崩れ方です。いずれも講義を見て解決する種類のものではなく、同じ形式で反復して身体に順番を入れるしかありません。
スタサプには共通テスト対策講座にディクテーションと音読トレーニングが用意されており、音を処理する土台づくりには使えます。ただし共通テストと東大二次では設問形式も音声の長さも異なるため、東大形式の音源での演習は別途必要になると考えます。読解・文法側の講師選びで迷う場合は、関先生と肘井先生の違いと使い分けを先に押さえておくと選択が早くなります。
数学:12講義に東大の頻出テーマが凝縮されている
📈 扱われるテーマ
東京大学 数学IAIIBIIIC対策講座(堺義明講師・12講義)は、確率と漸化式/整数問題/図形と方程式/通過領域/数IIの微積/計算練習/複素数・2次曲線/数IIIの微分・積分/求積問題といったテーマで構成されています。東大数学の頻出領域をほぼ正面から押さえた並びで、「解けたかどうか」ではなく「解答が正確か確かめる方法」まで踏み込むと講座概要に書かれている点は、東大数学では実務的に効きます。
自分がどのレベルの通年講座から入るべきか迷う場合は、数学講座の4段階レベルの選び方を先に確認してください。
現代文・理科:過去問ベースで最上位帯を扱う
📌 3科目の特徴
- 現代文(柳生好之講師・10講義):1983年第四問から2015年文理共通第一問まで、実際の東大過去問を年度指定で扱います。傍線部内容説明・理由説明・論理構造分析と、設問タイプ別に整理される構成です。なお扱う年度は2015年までで、直近年度の過去問は自分で補う必要があります(年度選定の理由は公表されていません)。現代文講座全体の評価と使い方も参考になります。
- 物理(中野喜允講師・10講義):力学・電磁気学・波動・熱力学・原子の全分野を過去問中心で演習します。
- 化学(坂田薫講師・10講義):理論+無機を6講、有機+高分子を4講。講座概要には「なんとなくの理解で終わらせているテーマは受講前に克服しておく」と前提が明示されています。
- 生物(牧島央武講師・10講義):ゲノム刷り込み、選択的スプライシング、頻度に依存した淘汰など、最難関帯のテーマが並びます。
地歴の東大二次対策講座は用意されていない
❌ 文系受験生にとって最大の穴
公式サイトの東京大学対策ページに掲載されている東大専用講座は、前掲の6科目のみです。日本史・世界史・地理の東大二次対策講座は含まれていません。通年講座(探究科目)や共通テスト対策講座は同じ料金で受講できますが、東大地歴に特有の論述形式へ的を絞った講座は用意されていないということです。
ただし共通テスト側は事情が異なります。共通テスト対策講座には歴史総合・世界史探究、歴史総合・日本史探究、地理総合・地理探究、公共・倫理、公共・政治経済が揃っており、共通テストの地歴公民はスタサプで十分に賄える一方、二次の論述だけが空白になるという構造です。
東大文系を目指す場合、地歴の論述は配点上の主戦場です。ここに専用講座がない以上、スタサプを文系東大対策の「主軸」に据えるのは無理があると私は考えます。
💡 地歴の穴を、何を基準に埋めるか
「別で確保してください」で終わらせると読者は動けないので、私の判断軸を書きます。地歴論述の指導先を選ぶとき、多くの人は費用の安い順に検討しますが、私が優先すべきだと考えるのは「書いた答案が何日で返ってくるか」です。
論述は、書いた記憶が残っているうちに指摘を受けて初めて修正が入ります。2週間後に返ってきた添削は、私の実感では効果が半分以下になります。この基準で並べると、答案をその場で見てもらえる学校の担当教員が最も速く、次にオンライン個別指導、郵送型の添削サービスは最も遅くなります。
まず動くべきは、費用の比較ではなく学校の地歴担当の先生に「東大の論述を見てもらえるか」を聞くことだと考えます。これが通れば追加費用はかかりません。通らなかった場合に初めて、外部の選択肢を費用と返却速度で比べる順序が合理的です。
📊 東大対策講座のカバー範囲を可視化
スタサプだけで東大に合格できるのかを冷静に考える
🔍 この章がこの記事の核心です
ここまでは事実の整理でした。ここからは、10年以上受験指導に関わり、スタサプ併用の生徒も見てきた立場から、「講座構成の事実」と「東大受験で実際に必要になること」の距離を測ります。
講義数と東大二次に必要な演習量のギャップ
💬 私が最も引っかかっている点
東大現代文対策講座は10講義で、扱う過去問は1983年・1995年・2007年・2010年・2011年・2013年・2014年(2題)・2015年(2題)と年度が明示されています。公式に記載されているのはここまでで、1講義あたりの演習量までは公表されていません。ただし年度が10件示されている以上、講座内で通して扱われる東大の実問題は10問前後だと推測します。
東大二次の記述に耐えられるようになるまでに必要な演習量は、これよりはるかに多いというのが私の実感です。集団指導でも個別指導でも、記述の得点が安定し始めるのは、同じ設問形式を繰り返し書いて「減点される書き方」を自分で潰し終えた後でした。10問前後を解説付きで見ることは、その入口を示す作業に相当します。
スタサプの対策講座は「解き方の型を渡す装置」であって、「型を身体に入れる反復装置」ではありません。講義を見終えた地点がゴールではなくスタートであると最初に理解しているかどうかが、併用生徒の伸びを大きく分けていた印象があります。
❗ 演習量を自分で確保する必要がある
スタサプの各講義には確認テストが付属しますが、東大二次レベルの記述演習量を単体で満たす設計にはなっていません。演習教材の実態と市販教材の組み合わせ方は、演習量の実態と市販併用術で詳しく整理しています。
合格特訓コース終了で「管理してくれる人」が消えた
📉 2026年3月30日でサービス終了
株式会社リクルートは2025年6月2日、大学受験講座の「合格特訓コース」を2026年3月30日をもって終了すると発表しました。2017年3月から約8年提供されてきた、講師陣監修の学習プランと現役大学生によるコーチングがセットになったコースです(出典:株式会社リクルート ニュースリリース/2025年6月2日)。
この変更は東大志望者にとって小さくありません。公式サイトに掲載されている2025年度の合格者の声には、コーチによる計画作成の支援や励ましに言及する報告が数多く掲載されており、コーチング機能が学習継続を支えていたことがうかがえます。それが今は存在しない、という前提で計画を立てる必要があります。
終了後にどんな選択肢が残るかは、合格特訓コース終了と代替手段の解説にまとめました。
公式の合格実績ページから読み取れること・読み取れないこと
⚖️ 掲載条件を知らないと数字を誤読する
スタディサプリの大学合格実績ページには、明確な掲載条件が書かれています。
- 掲載大学は会員の志望校登録数の順位に基づいて並んでいる(合格者数順ではない)
- 掲載対象は受験直前6か月間に3か月以上の会員登録期間があり、受講時間が30時間以上あった会員の合格校のみ
見落とされがちなのは前者です。掲載順が志望校登録数順ということは、上位に並ぶ大学は「合格者が多い大学」ではなく「会員が志望校として登録した数が多い大学」を意味します。つまりこのページが示しているのは人気であって実績ではありません。仮に東大が上位に掲載されていたとしても、それは東大志望の会員が多いという事実以上を語らないということです。
後者の条件も見逃せません。3か月以上の登録と30時間以上の受講という足切りがある以上、掲載されている声は「ある程度使い込んだ人」に限られます。合格者の声から講座の傾向を読む場合は、合格者199件の声を科目別に分析した記事を併せて読むと、どの講座が実際に使われているのかが見えてきます。
結論として、このページは「スタサプ利用者の合格報告集」であって、大学別の合格者数を示すものではありません。東大の合格報告件数を示す公表資料は、今回の調査では確認できませんでした。数字が出ていない以上、「東大に強い/弱い」を合格実績から断定することはできない、というのが誠実な結論だと考えます。
私が見てきた「機能した併用の形」
💡 指導経験からの見解
スタサプを併用していた生徒を見てきて、成果につながりやすかったのは「一科目まるごと任せる」ではなく「穴の空いた単元だけを高速で埋める」使い方でした。効果が見えやすかったのは、範囲が明確に切り出せる単元です。数学なら整数・確率漸化式・複素数平面、英語なら準動詞と関係詞、化学なら理論の計算分野。逆に、現代文の読解のように「どこで詰まっているか」を単元名で特定しにくい領域は、動画を足しても改善が遅い印象がありました。
伸び悩む生徒には共通点がありました。ノートが授業板書の書き写しで埋まっていて、自分が間違えた箇所の記録がないのです。動画は停止も巻き戻しもできる分、「見た」という手応えが強く残り、その手応えが演習不足を覆い隠します。私は併用生徒には、講義ノートとは別に「間違えた問題だけを書く紙」を必ず作らせていました。東大レベルではこのズレが致命的になりやすいと感じています。実際の利用者の声の傾向は全4講座の口コミ・評判の総合解説でも整理しています。
🧭 まずは中身を自分の目で確かめる段階
ここまでの内容は、あくまで公開情報と私の見解です。東大対策講座の1講義がご自身の学力に合うかどうかは、実際の授業を見るのが最も確実です。
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料金と費用対効果を数字で確認する
🧮 この章で扱うこと
東大受験は長期戦です。3年間使えば費用は3倍になります。月額だけでなく、総額と解約条件まで確認しておきましょう。
支払い方法で年間費用が変わる
💳 ベーシックコースの料金比較
| 支払い方法 | 月あたり | 年間総額の目安 |
|---|---|---|
| クレジットカード(12か月一括) | 1,815円 | 21,780円 |
| クレジットカード(月払い) | 2,178円 | 26,136円 |
| アプリ内課金(App Store/Google Play) | 2,800円 | 33,600円 |
いずれも税込。年間総額は月額×12で算出した目安です。アプリ内課金はApple・Googleの決済手数料が加算されるため割高になり、公式サイトからの申し込みのほうが安く済みます。コンビニ決済は年払いのみの取り扱いです(出典:公式サイト 料金ページ・ご利用ガイド)。
支払い手段ごとの細かな違いは4種類の支払い方法の比較を参照してください。
テキスト代を含めた実質コスト
💰 テキストは無料にもできる
テキスト冊子は1冊1,320円(税込・送料込)ですが、学習Web内でPDFを無料ダウンロードして使うこともできます。東大対策講座も含め全講義に講師監修テキストが用意されているため、6科目分を冊子で揃えるか印刷で済ませるかで実質コストが変わります。判断基準は教材・テキストの費用と使い方の解説にまとめました。
塾・予備校との年間費用の差
📊 公式が示している比較の中身
スタディサプリ公式サイトは「学習塾 年間約38万円/スタサプ 年間約2.2万円」という比較を掲げています。この38万円という数字は、文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」の高等学校(全日制)学習塾費(支出者平均額)に、令和5年度学校基本調査の公私別児童生徒数を加重平均して算出したものだと注記されています。
注意したいのは、これが「塾に通っている高校生全体の平均」であり、東大を目指す層が通う難関大向け予備校の費用とは別物だという点です。それでも十数倍という桁の違いは動きません。
⚠️ 自動更新と返金の扱いは要確認
契約は自動更新で、更新の24時間前までに利用停止の手続きが必要です。利用停止に伴う残期間分の払い戻しは原則として行われません。例外的に返金対象となるのは、12か月一括払い契約で「団体契約への乗り換え」または「高校・高専の卒業に伴う解約」に該当する場合などに限られ、決済発生日から10か月以上経過していると返金は発生しません。月額プランは返金対象外です(出典:スタディサプリ 返金ポリシー・特定商取引法に基づく表記)。
東大対策としてのデメリットと向いていない人
📌 この章の位置づけ
ここは記事の中で最も正直に書くべき部分です。合わない人に勧めることは、読者にとっても私にとっても損にしかなりません。
東大受験の観点で見た5つの弱点
❌ 弱点の一覧
| 弱点 | 東大受験での影響 |
|---|---|
| 記述答案の添削がない | 東大二次は記述中心。自己採点だけでは減点の癖に気づきにくい |
| 地歴の東大二次対策講座がない | 文系の主戦場を外部で埋める必要がある |
| 東大英語リスニングが講座対象外 | 音源演習を別に確保する必要がある |
| コーチングが終了した | 計画立案と進捗管理を完全に自力で行う必要がある |
| 質問対応が前提にない | つまずいた最難関テーマを聞ける相手が別途必要 |
向いている人・向いていない人
⭕ 向いていると考えられる人
- 学習計画を自分で立てて実行できる、あるいは学校・塾に管理してくれる人がいる
- 特定科目の穴埋めや先取りの用途がはっきりしている
- 難関大向け予備校が近くにない環境で、質の高い講義を確保したい
- 過去問演習と添削の手段(学校の先生・添削サービスなど)を別に持っている
📉 慎重に考えたほうがよい人
- 「これ一本で東大まで面倒を見てほしい」と考えている
- 動画を再生するだけで満足してしまいがちな自覚がある
- 東大文系志望で、地歴論述の指導を受けられる環境が他にない
- 誰かに管理・伴走してもらわないと勉強が続かない
特に最後の項目に当てはまる場合は、伴走型のサービスを比較したランキング記事で、人がつく選択肢と並べて検討することをおすすめします。
📝 進路選択についての注記
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
東大志望者がスタサプを試すときの手順
🔰 まずは無料期間で判断する
合うかどうかは、講義を1本見れば大半が決まります。ここでは無料体験の条件と、最初の2週間で確認すべきことを整理します。
14日間無料体験の条件
⚠️ 適用条件を外すと無料になりません
14日間無料体験には条件があります。「受講申し込み日」を14日間に含むこと、そしてWebサイトかつクレジットカード決済で申し込み手続きをした場合のみ適用されることです。アプリからの申し込みやコンビニ決済では、この14日間の条件が適用されません。
条件の詳細は無料体験・無料トライアルコースの全条件で確認できます。
最初の14日間でやるべき3ステップ
🧭 判断のための2週間の使い方
いきなり全科目に手を出さないこと。得意科目ではなく、最も不安な科目で試すと判断精度が上がります。
解いてから講義を見るかどうかで、得られるものがまったく変わります。ここを省くと「わかった気」で終わります。
スタサプで埋まらない部分の計画がこの2週間で立たないなら、継続しても同じ結果になりやすいと私は考えます。
なお大学受験講座には、志望校と受験科目を登録すると講師監修の年間学習プランが自動生成される機能があります。志望校を変更すれば作り直すことも可能です。ただし東京大学を登録した場合に具体的にどの講座がどの順で提示されるかは、今回の調査では確認できませんでした。実際に登録して確かめられる点なので、無料期間中に一度作成しておくと判断材料が増えます。
継続の仕組みづくりは成績が上がる継続と復習の全手順も参考になります。
🆓 比較したうえで、実際に試す段階へ
ここまで読んで「演習と添削は自分で確保できる」と判断できたなら、あとは実際の講義との相性を確かめるだけです。
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よくある質問
❓ Q1. スタサプだけで東大に合格できますか?
A. スタディサプリ単体で東大合格を保証できるとは考えていません。東京大学向けの対策講座は6科目・合計62講義で、講義を軸に理解を作る役割は十分に果たせますが、東大二次の記述量に見合う演習と、第三者による答案添削は含まれていません。過去問演習と添削の手当てを別に用意することが前提になります。
❓ Q2. スタサプの東大対策講座は何科目ありますか?
A. 公式サイトの東京大学対策ページに掲載されている東大専用の対策講座は、英語・数学IAIIBIIIC・現代文・物理・化学・生物の6講座です。講義数は英語10、数学12、現代文10、物理10、化学10、生物10で、合計62講義です(2026年8月2日時点)。
❓ Q3. 東大の日本史・世界史・地理の対策講座はありますか?
A. 東京大学対策ページに掲載されている東大専用講座に、日本史・世界史・地理は含まれていません。通年講座の探究科目や共通テスト対策講座は受講できますが、東大二次の論述形式に特化した講座は用意されていないため、文系受験生は地歴の論述対策を別に確保する必要があります。
❓ Q4. 東大受験でスタサプを使う場合の料金はいくらですか?
A. ベーシックコースの月額は2,178円(税込)、12か月一括払いは21,780円(税込・月あたり1,815円)です。アプリ内課金の場合は月額2,800円(税込)です。志望校対策講座を含むすべての講座が追加料金なしで視聴でき、テキスト冊子は1冊1,320円(税込・送料込)、PDFは無料でダウンロードできます(2026年8月2日時点)。
❓ Q5. 合格特訓コースがなくなったと聞きましたが本当ですか?
A. 本当です。株式会社リクルートは2025年6月2日のプレスリリースで、大学受験講座の合格特訓コースを2026年3月30日をもって終了すると発表しました。学習プラン監修と現役大学生のコーチングがセットになったコースだったため、現在は自己管理を前提とした設計になっています。
❓ Q6. スタサプの東大合格実績は公表されていますか?
A. 公式サイトの大学合格実績ページは会員からの合格報告を大学別に掲載する形式で、大学ごとの合格者数は公表されていません。掲載対象は受験直前6か月間に3か月以上の会員登録期間があり、受講時間が30時間以上あった会員に限られます。東大の合格報告件数を示す公表資料は確認できませんでした。
まとめ:スタサプと東大受験をどう組み合わせるか?

🎯 この記事の結論
スタサプは東大受験の「講義」を担当できますが、「演習量」と「添削」と「管理」は担当しません。この3つを自分の環境で埋められるかどうかが、使うべきかどうかの分岐点です。
📋 記事のポイント
- 東大専用の対策講座は英語・数学・現代文・物理・化学・生物の6科目、合計62講義
- 学年をまたいで全講座を視聴できるため、高1・高2の苦手単元の補修に最も強い
- 合格特訓コースは2026年3月30日で終了し、コーチングは提供されていない
- 料金は月額2,178円、12か月一括なら年額21,780円。原則として中途解約時の返金はない
- 公式の合格実績ページは掲載条件付きの合格報告集で、大学別の合格者数は公表されていない
✅ 使うべき人チェックリスト
- □ 自分で計画を立てて実行できる、または管理してくれる人がいる
- □ 過去問演習の教材と時間を自分で確保できる
- □ 記述答案を見てもらえる相手(学校の先生など)がいる
- □ 特定科目の穴埋め・先取りという明確な用途がある
3つ以上に当てはまるなら、月額2,178円に対する見返りは大きいと考えます。0〜1個なら、人がつくサービスとの併用を先に検討したほうが結果的に近道になるはずです。
🗝️ 最後の一歩
判断がついたなら、あとは動くだけです。無料体験の適用条件(Webサイト・クレジットカード決済)だけ間違えないようにしてください。
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🎓 執筆者プロフィール
kou/教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)
専門領域:中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害のある生徒への指導。指導歴は10年を超えます。
経歴:中学生時代に早稲田アカデミーへ通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。
この記事を書ける理由:私は東大受験の当事者ではありませんが、集団指導と個別指導の双方で受験生の答案を見続けてきました。そのうえでスタディサプリを併用する生徒の指導経験があり、「オンライン講義が学習のどこを埋め、どこを埋めないか」を実感として持っています。だからこそ、公式情報の紹介にとどまらず、講座構成から使いどころと限界を切り分けて書いています。
公開日:2026年8月2日/最終更新日:2026年8月2日/※情報変更があった場合は随時更新します。
📋 調査概要
- 調査対象:スタディサプリ高校講座・大学受験講座(東京大学対策を含む志望校対策講座、料金、無料体験、返金・解約条件、合格実績の掲載条件)
- 調査方法:公式サイト調査(studysapuri.jp)、株式会社リクルートの公表資料・プレスリリース調査、文部科学省統計の確認、著者の指導経験に基づく考察
- 調査実施日:2026年8月2日
- 情報の限界:著者は東京大学の受験当事者ではなく、スタディサプリの東大対策講座を受験生として通しで受講した経験もありません。講座内容の記述は公式サイトに掲載された講座概要・講義数に基づきます。また、東大の合格報告件数、東大対策講座の受講者数、受講者の合格率を示す公表資料は確認できませんでした。これらの数値は本記事では扱っていません。
- 利益相反:本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。掲載にあたりスタディサプリ運営元からの内容確認・報酬の受領はありません。
📚 参考文献・引用元
- スタディサプリ「大学受験講座(志望校対策・東京大学対策)」https://studysapuri.jp/course/entrance-exam/(2026年8月2日参照)
- スタディサプリ「高校講座 料金」https://studysapuri.jp/course/high/pricing/(2026年8月2日参照)
- スタディサプリ「ご利用ガイド」https://studysapuri.jp/info/guide/(2026年8月2日参照)
- スタディサプリ「特定商取引法に基づく表記」https://studysapuri.jp/info/transaction/(2026年8月2日参照)
- スタディサプリ「大学合格実績」https://studysapuri.jp/course/entrance-exam/result/(2026年8月2日参照)
- 株式会社リクルート「『スタディサプリ大学受験講座』の『合格特訓コース』サービス終了のお知らせ」https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/2025/0602_15644.html(2025年6月2日公表/2026年8月2日参照)
- 文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/mext_00002.html(2026年8月2日参照)
- 東京大学 公式サイトhttps://www.u-tokyo.ac.jp/(2026年8月2日参照)



