当サイトはプロモーションを含みます。

スタサプのポラリスとは?全26冊を元塾講師がレベル別解説

インフォグラフィック

🏷️ 広告・PR掲載についてのお知らせ

本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。収益は当サイトの運営に充てられますが、これにより記事の内容・評価の公正性が損なわれることはありません。メリット・デメリットともに公正に情報提供しています。PR表記の考え方は消費者庁・景品表示法のページに準拠しています。

🎓 この記事を書いた人

元塾講師・プロ家庭教師kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスのプロ家庭教師として中学受験から大学受験まで担当しています。スタディサプリを併用する生徒を指導した経験があり、市販問題集と映像授業をどう組み合わせると伸びるのかを現場で見てきました。

🎯 結論

結論:スタサプのポラリスとは、スタディサプリの人気講師が執筆しKADOKAWAから刊行されている大学入試問題集シリーズのことで、スタディサプリのサービス内に含まれる教材ではありません。公式シリーズ一覧に載る26冊はすべて市販の書籍で、スタサプを受講していなくても購入できます。

そのうえで私が最も伝えたいのは、レベル表記の「数字」ではなく、各冊に明記された対象大学で選ぶべきだということです。英文法ポラリスの「0」と現代文ポラリスの「1」は、同じ入門番号でも想定している学力層が違います。

📋 この記事で解決できる疑問

  • ポラリスとスタディサプリ本体はどういう関係なのか
  • ポラリスは全部で何冊あり、どの科目が出ているのか
  • 各冊の定価とレベル(対象大学)はどうなっているのか
  • 自分の志望校ならどの番号を選べばよいのか
  • スタサプの授業とポラリスをどう組み合わせるのが効率的か
  • ポラリスが向いていないのはどんな受験生か

📝 執筆の前提と情報の限界

本記事の書誌情報(価格・発売日・ISBN・対象レベル)は、KADOKAWAのポラリス公式サイトおよびスタディサプリ公式サイトの記載に基づき、2026年7月31日時点で確認したものです。私はスタサプを併用する受験生を指導した経験がありますが、26冊すべてを個人で通読したわけではないため、各冊の内部の設問構成に踏み込んだ評価は行いません。この点はあらかじめお断りしておきます。

慶應義塾大学経済学部在籍当時の学生証

慶應義塾大学経済学部在籍当時の学生証

私の早稲アカ講師時代の給与明細

早稲アカで働いていた証明として、当時の給与明細を載せておきます。

ポラリスとは?

🔰 この章でわかること

「スタサプ ポラリス」と検索した方の多くは、これがスタディサプリのアプリ内機能なのか、それとも別の商品なのかがはっきりしないまま調べ始めていると思います。まずはこの一番大きな誤解から解いていきます。

ポラリスとは?シリーズの位置づけをわかりやすく解説

📌 ポラリスの定義

ポラリスとは、KADOKAWAが刊行する大学入試問題集シリーズの名称です。公式サイトでは、旅人の道を照らす北極星になぞらえ、受験生に進むべき道を示す問題集シリーズと説明されています。執筆しているのは、いずれもスタディサプリで講座を担当する講師陣です。

公式が掲げる活用の柱は3つで、①問題演習の最初の一歩として使うこと、②最新の出題傾向をつかむこと、③差がつく問題を得点源にすること、と整理されています。つまりゼロから知識を入れる教材ではなく、入れた知識を試合形式で使うための教材という設計です。

スタディサプリの授業とポラリスはどうつながっているのか?

🆚 スタサプ本体とポラリスの違い

比較軸スタディサプリポラリス
提供形態月額制の映像授業サービス市販の書籍(買い切り)
提供元スタディサプリ(リクルート)KADOKAWA
主な役割理解(インプット)演習(アウトプット)
費用月額2,178円/12か月一括21,780円1冊1,320円〜1,980円
相互の必須性どちらか一方だけでも利用可能(相互に購入・受講条件ではない)

なお、かつて存在した個別指導つきの上位コースは終了しており、現在の申し込み対象はベーシックコース1本に整理されています。経緯は合格特訓コース終了後の代わりの選択肢にまとめました。

両者をつなぐのは「講師」という一点です。英語の関正生先生の担当講座と評判を知っている受験生なら、同じ講師が書いた問題集という点でつながりが見えるはずです。

💬 現場で見てきた「勘違い」

私が指導してきた中で意外に多かったのが、「スタサプを契約すればポラリスも読める」と思い込んでいるケースです。スタディサプリで無料ダウンロードできるのは講義に対応した講師監修テキストであって、ポラリスではありません。厄介なのは、この誤解が本人にとっては「順調に進んでいる」状態として進行することです。講義は消化できているので手応えはあり、演習が抜けていることに気づくのは、多くの場合が模試で記述や長文が崩れた夏以降でした。

そこから逆算すると、判断の目安はこうなります。秋の入り口までに気づけば、1科目1冊は無理なく回せます。年末以降だと、買った冊を完走する時間そのものが足りません。つまり「ポラリスを買うか」より「いつ気づくか」のほうが結果を左右します。テキストの扱いについてはスタサプの教材・テキストの費用と使い方で整理しています。

「累計200万部突破」という数字をどう読むか?

⚠️ 部数の数字を鵜呑みにしないための視点

ポラリス公式サイトには「累計200万部突破」と掲げられています(出典:KADOKAWA ポラリス公式サイト/2026年7月31日確認)。これはシリーズ全体の累計であり、個別の1冊がどれだけ売れたかを示す数字ではありません。また、公式サイトには集計期間や集計方法の詳細は記載されていませんでした。

部数は「多くの受験生が手に取った」という事実の裏づけにはなりますが、その受験生が伸びたかどうかとは別の話です。私は問題集選びで部数を判断材料の中心に置かないほうがよいと考えます。見るべきは、自分の現在地と各冊の対象レベルが噛み合っているかどうかです。

スタサプのポラリスは全26冊|科目別ラインナップと定価

🔢 この章でわかること

ここからは実際のラインナップです。公式シリーズ一覧に掲載されている冊数を科目別に数えると、英語18冊・現代文3冊・古文3冊・有機化学2冊の合計26冊でした(2026年7月31日確認時点)。以下の書誌情報はすべて公式サイトの記載に基づいています。なお刊行年は2016年から2026年まで幅があり、各冊が新課程・共通テストの出題形式にどこまで対応しているかは、公式一覧の記載からは判別できませんでした。購入前に各冊の商品ページで刊行・改訂状況をあわせてご確認ください。

英語のポラリスは6シリーズ18冊|用途別の違い

📊 英語ポラリス一覧(著者:関正生/英語頻出問題3のみ関正生・桑原雅弘)

シリーズ冊数定価(税込)対象レベル帯
英文法ポラリス4冊(0〜3)各1,320円基礎固め〜早慶上智・難関国立
英文解釈ポラリス2冊(1・2)各1,540円GMARCH・国公立〜最難関国立
英語長文ポラリス4冊(0〜3)各1,320円基礎固め〜早慶上智・難関国立
英語頻出問題ポラリス3冊(1〜3)1・2は各1,375円/3は1,980円共通テスト〜早慶上智・旧帝大
英文法ファイナル演習ポラリス3冊(1〜3)各1,320円共通テスト〜早慶上智・難関国立
英作文ポラリス2冊(和文英訳・自由英作文)各1,430円GMARCH・国公立以上

出典:KADOKAWA ポラリス公式サイト(2026年7月31日確認)

💡 見落とされがちな「英文法が2系統ある」問題

英語で迷いやすいのが、「英文法ポラリス」と「英文法ファイナル演習ポラリス」の2系統が存在する点です。名称が似ているため、同じものを2冊買ってしまう受験生が出ます。私が現場で使っている切り分けはこうです。文法問題が合否に直結しない大学(英語の配点が長文中心の私大・国公立二次)なら、ファイナル演習は省略してよい。逆に、四択の文法・語法問題が独立大問で出る大学を受けるなら、ファイナル演習を省くと直前期に詰める場所がなくなります。つまり判断材料は学力ではなく、志望校の出題形式です。スタサプの英文法講座(関正生・肘井学)の内容を先に押さえておくと、どちらを買うべきかの判断もつきやすくなります。

現代文・古文のポラリスは各3冊|柳生好之・岡本梨奈

📋 国語系ポラリス一覧

書名著者定価(税込)対象レベル
現代文ポラリス1柳生好之1,540円中堅私立大・中堅国公立大
現代文ポラリス2柳生好之1,540円GMARCH・国公立大学
現代文ポラリス3柳生好之1,760円早慶上智・難関国立大
古文ポラリス1岡本梨奈1,540円入試に必要な基礎固め
古文ポラリス2岡本梨奈1,540円日東駒専・産近甲龍
古文ポラリス3岡本梨奈1,650円難関私大以上

出典:KADOKAWA ポラリス公式サイト(2026年7月31日確認)

❗ 同じ「1」でもレベルが違う

現代文の1は「中堅私立大・中堅国公立大」、古文の1は「入試に必要な基礎固め」。同じ「1」でも、現代文のほうが1〜2段階上を想定しているのが実際です。講義側の内容はスタサプの現代文講座の実力岡本梨奈先生の古文講座の解説で確認できます。

化学のポラリスは有機化学の2冊のみ

🧮 有機化学ポラリス(著者:坂田薫)

  • 有機化学ポラリス1(標準レベル):1,595円/共通テスト・中堅私立大学レベル
  • 有機化学ポラリス2(発展レベル):1,595円/GMARCH・国公立大学レベル

理科でポラリスが出ているのは有機化学のみで、理論化学・無機化学のポラリスは公式一覧に確認できませんでした。化学全体をポラリスで回す設計にはなっていない点は、購入前に理解しておく必要があります。

ポラリス全26冊のレベル対応マップ

ポラリス全26冊 レベル対応マップ 数字=各シリーズの巻数表記。番号ではなく「どの帯にあるか」で選びます。 ① 基礎固め(3冊) 英文法 0 英語長文 0 古文 1 ② 共通テスト・中堅私大(7冊) 英文法 1 英語長文 1 英語頻出問題 1 英文法ファイナル 1 現代文 1 古文 2 有機化学 1 ③ GMARCH・関関同立・国公立(10冊) 英文法 2 英文解釈 1 英語長文 2 英語頻出問題 2 英文法ファイナル 2 英作文 1 和文英訳 英作文 2 ▶ 現代文 2 古文 3 ▶ 有機化学 2 ④ 早慶上智・難関国立(6冊) 英文法 3 英文解釈 2 英語長文 3 英語頻出問題 3 英文法ファイナル 3 現代文 3 ▶+斜線=公式が「以上」とだけ表記し上限を示していない冊(英作文2・古文3)。上位帯にもかかります。 現代文1と古文1のように、同じ番号でも所属する帯が異なる点にご注意ください。 出典:KADOKAWA ポラリス公式サイト掲載の各冊「レベル」表記をもとに作成(2026年7月31日確認)

💰 講師の顔ぶれを先に確かめたい方へ

ポラリスを書いているのは、いずれもスタディサプリで講座を持つ講師です。問題集を買う前に、その講師の授業が自分に合うかを見ておくほうが失敗は減ります。

【PR】スタディサプリ公式サイトで講師陣を見る

※PR・広告/※料金・講座内容は変更される場合があります。公式サイトで最新情報をご確認ください。

ポラリスのレベル表記の読み方と志望校別の選び方

🧭 この章でわかること

ここが本記事の核心です。ポラリス選びで失敗する原因のほとんどは、番号を難易度の絶対値だと思い込むことにあります。読み方の原則を先にお伝えします。

0〜3のレベル表記は何を意味するのか?

📌 番号ではなく「レベル欄」を読む

公式サイトでは、各冊に必ず「レベル:〇〇」という対象大学の記載があります。英文法ポラリス3なら早慶上智・難関国立大学、英文解釈ポラリス2なら早慶上智・旧帝大などの最難関国立大学、といった具合です。番号はあくまでシリーズ内の並び順であり、シリーズをまたぐと基準が揃いません。

したがって選び方の原則は、志望校名を先に決め、その大学名が書かれている冊を各科目で拾うという手順になります。

志望校別に見るポラリスの選び方

📋 志望校帯別・英語と国語の組み合わせ目安

志望校帯英文法英語長文現代文古文
基礎固め段階001
共通テスト・中堅私大1112
GMARCH・関関同立・国公立2223
早慶上智・難関国立3333

公式サイトの各冊「レベル」表記を志望校帯で並べ替えたものです(2026年7月31日確認)。現代文は基礎固め帯の刊行が確認できないため「—」としています。

✏️ 私が生徒に必ず確認させること

この表を渡すとき、私は必ず「今の模試の偏差値ではなく、直近で解いた過去問の手応えで選べ」と伝えています。理由は単純で、模試の偏差値は母集団に左右されますが、志望校の問題が解けるかどうかは母集団と無関係だからです。過去問を1年分でも解いてから選ぶと、1段階上を背伸びして買って積む、という典型的な失敗を避けられます。

私が目安として使っている線引きは、志望校の過去問を時間無制限で解いて得点率5割未満なら1段下の帯、5〜7割ならその帯、7割を超えるなら上の帯です。時間無制限で測るのは、処理速度の問題と理解不足の問題を切り分けるためです。前者ならポラリスより過去問演習、後者ならポラリスが効きます。

講義側の使い勝手も含めて全体像を確かめたい方は、スタサプ高校講座の口コミ・評判も判断材料になります。

「1冊目に選んではいけない」ケース

❌ この状態でポラリスに入ると失敗しやすい

  • 英単語帳が1冊も仕上がっていない:長文ポラリスは語彙が入っている前提で組まれています
  • 文法の体系を一度も通していない:公式も基礎体力を付けた後の教材と位置づけています
  • 解説を読む時間を確保できない:ポラリスの価値は解説の詳しさにあり、答え合わせだけでは効果が薄れます
  • 志望校が決まっていない:対象大学で選ぶ設計なので、志望校未定だと選択の軸そのものが立ちません

💬 演習教材を早く始めすぎる生徒の共通点

指導していて感じるのは、演習教材に早く手を出す生徒ほど「勉強した実感」を求めているということです。問題を解くと机に向かった手応えが残るので、単語や文法の反復より満足度が高い。ただ、その満足度と得点の伸びは比例しません。基礎が薄い段階では、演習量よりインプットの完成度を優先したほうが、結果的に同じ冊数で得られるものが大きくなると私は考えます。

自分が該当するかは、次の2つで判定できます。①使っている単語帳から無作為に50語選び、40語(8割)を2秒以内に即答できるか。②文法書または文法講義を、途中で止まらず1周し終えているか。どちらかが欠けているなら、その穴を埋めるほうが先です。この確認に必要なのは10分程度で、1冊を無駄にするコストよりはるかに安く済みます。

スタサプ本体とポラリスを併用するメリット

🔍 この章でわかること

ポラリスは単体でも使えますが、同じ講師の授業が月額2,178円で見られるという条件は、他社の問題集にはない併用メリットです。ここでは何がどう補完されるのかを具体的に見ます。

授業で理解し、ポラリスで演習するという循環

✅ 併用が効く3つの理由

  • 説明の言葉づかいが一致する:授業で使われた用語や解法の呼び名が、そのまま問題集の解説にも現れやすい
  • 詰まった単元に戻れる:ポラリスで間違えた分野の講義だけを見直せば、復習の粒度を細かくできる
  • 学年をまたいで戻れる:ベーシックコースは小1〜高3の全講座が視聴対象のため、必要なら下の学年の単元まで遡れる(出典:スタディサプリ公式サイト/2026年7月31日確認)

📖 「解説が詳しい」を活かせるかは間違い直しの型で決まる

ポラリスの最大の売りは解説の詳しさですが、私が見てきた限りその価値を取り切れている受験生は多くありません。理由は単純で、解説を「読んで納得する」で終わらせてしまうからです。納得は、翌週には残りません。

そこで私が生徒に課しているのは、誤答を必ず3分類させることです。①知識(知らなかった)②処理(知っていたが使えなかった)③時間(解ければ解けたが間に合わなかった)。①なら講義に戻る、②なら同種の問題を追加で解く、③なら時間を計り直す——と、次の一手が自動的に決まります。

この分類を挟むだけで、同じ1問から引き出せるものが変わります。逆にこれをやらないなら、解説の詳しい問題集を選ぶ意味は薄く、もっと薄い問題集で数をこなすほうが合理的だと私は考えます。

スタサプの弱点である演習量をどう補うか?

🔺 映像授業の構造的な弱点

スタディサプリは1回約10分の講義を積み上げる設計で、講義とテキストが中心です。裏を返すと、入試本番と同じ分量・形式で解き切る訓練は、サービス内だけでは不足しがちです。ポラリスは実際の大学入試問題を素材にしているため、この不足分を埋める役割に当てはまります。

私が担当したスタサプ併用生は数名規模で、統計と呼べる母数ではありません。その限られた範囲での実感としてお伝えすると、視聴した講義数より、自力で最後まで解き切った問題数のほうが、模試の変化と結びついているように見えました。演習量そのものの検証はスタサプの演習量の実態と市販教材の併用術で扱っています。

併用の学習サイクルを4ステップで組む

📋 1週間単位で回す併用サイクル

① 講義を見る(週2〜3コマ)
スタディサプリで該当単元の講義を視聴し、講師監修テキストで解法を確認します。
② ポラリスで同じ分野を解く
講義から24時間以内に、対応する分野の問題へ。時間を計り、自力で解き切ります。
③ 解説を「読む」ではなく「再現する」
解説を読んだあと、何も見ずに解答の筋道を口頭または紙で再現できるかを確認します。
④ 落ちた分野の講義だけ再視聴
③で再現できなかった分野に限り、講義に戻ります。ここで初めて映像の強みが効きます。

🎁 併用コストを確かめてから決める

併用にかかる費用は、スタサプの月額2,178円+ポラリス1冊あたり1,320円〜1,980円です。まずは14日間の無料体験で講義の相性を確かめ、そのうえで問題集を買うかを決めるのが、無駄の出にくい順序だと考えます。条件の詳細は14日間の無料体験・無料トライアルコースの全条件にまとめました。

【PR】14日間無料体験の条件を公式サイトで確認する

※PR・広告/※無料体験の適用条件は変更される場合があります。公式サイトで最新情報をご確認ください。

📝 費用に関する注記

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各サービスの公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。

ポラリスの注意点と向いていない人

⚖️ この章でわかること

ここまで併用の利点を書いてきましたが、ポラリスが最適解にならない受験生も確実にいます。購入前に知っておくべき短所を、公式情報から読み取れる範囲で正直に整理します。

科目の偏りが大きい

❌ 全科目をポラリスで揃えることはできない

公式一覧に載る26冊のうち18冊が英語で、現代文3冊・古文3冊・有機化学2冊という構成です。漢文・数学・物理・生物・日本史・世界史・地理のポラリスは確認できませんでした。英語以外の主要科目は別の問題集で組み立てる必要があるということです。

代替の考え方はシンプルで、「講義は映像、演習は別教材」という同じ形を科目ごとに作るだけです。数学なら講義視聴後に学校配布の問題集や標準的な網羅系で演習、というように、ポラリスの位置にその科目の定番演習書を差し込みます。数学の講義選びはスタサプの数学講座の内容と使い方が参考になります。

社会科目は事情が少し異なり、映像講義でインプットしたあとは一問一答と過去問で回すのが基本形になります。講義の質と使い方はスタサプの日本史講座の内容と勉強法で具体的に解説しています。

冊数が増えると費用も時間も膨らむ

⚠️ 「英語だけで6冊」という現実

英語の6シリーズから1冊ずつ選ぶと、英文法1,320円+英文解釈1,540円+英語長文1,320円+英語頻出問題1,375円+ファイナル演習1,320円+英作文1,430円=計8,305円になります(定価合計/2026年7月31日時点)。ただし金額そのものより、6冊を消化する時間が確保できるかのほうが重い制約です。部活と両立している高校生が、これに加えて他科目まで回すのは現実的ではありません。

私が現場で勧めているのは、まず1冊だけ買って3週間で完走できるかを試すという方法です。完走できなければ冊数を増やしても同じことが起きます。

💡 保護者の方へ:この金額をどう位置づけるか

スタディサプリ公式サイトは、高校生の学習塾費を年間約38万円(出典:文部科学省「子供の学習費調査(令和5年度)」高等学校(全日制)学習塾費の加重平均としてスタディサプリ公式サイトに掲載/2026年7月31日確認)と示したうえで、自社の年間費用と比較しています。この基準に照らすと、スタサプ21,780円+英語6冊8,305円でも年間3万円台で、塾費用の1割に届きません。

ただし私は、この比較だけで判断すべきではないと考えます。塾の費用には、進度管理・質問対応・志望校の情報という、書籍と映像では代替しにくいものが含まれているからです。費用差が大きいのは事実ですが、それは「同じものが安い」のではなく「含まれるものが違う」からだ——保護者の方にはこの前提でご検討いただきたいところです。

ポラリスが向いていない人

❌ 別の手段を検討したほうがよいケース

  • 自力で解説を読み込む習慣がない:解説の詳しさが売りの教材なので、読まないと価値の大半が失われます
  • 質問できる相手が必要:市販の問題集である以上、疑問をその場でぶつける相手はいません
  • 学習計画を自分で立てられない:どの冊をいつまでに終えるかを管理する主体は本人です
  • 英語以外が最大の課題:ラインナップの偏りから、恩恵が限定的になります

上の項目が複数当てはまる場合は、対面で計画管理まで担ってくれる選択肢のほうが合うかもしれません。判断材料としてプロが厳選比較した学習塾・家庭教師おすすめランキングも併せてご覧ください。

📝 進路選択に関する注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

スタサプのポラリスを使い始める手順

🗝️ この章でわかること

最後に、今日から動くための具体的な順序です。買う前に決めるべきことが2つある点だけ、先にお伝えしておきます。

ポラリスを使い始める5ステップ

📋 買う前から完走までを一本の流れにする

ステップ1:志望校(または志望校帯)を決める
ポラリスは対象大学でレベルが定義されています。ここが空欄のままだと、そもそも選べません。
ステップ2:1週間に確保できる演習時間を数える
週何時間を演習に回せるかで、買うべき冊数が決まります。1冊も終わらない計画なら、買う意味がありません。
ステップ3:無料体験で講師との相性を見る
14日間の無料体験でポラリスの著者講師の講義を視聴します。ここで「合わない」と感じたなら、その科目のポラリスを急いで買う必要はありません。
ステップ4:最も伸ばしたい1科目だけ1冊買う
複数科目の同時スタートは完走率を下げます。優先科目の決め方は合格者の声から分析したおすすめ講座が参考になります。
ステップ5:3週間で完走できたら次の1冊へ
完走できなければ、冊数ではなく1冊の使い方を見直します。ここを飛ばして買い足すのが、最も多い失敗です。

🆓 まずは講義との相性を確かめる

ここまで読んで「併用してみよう」と判断されたなら、次にやることは1つだけです。問題集を買う前に、講義を14日間試すこと。順番を逆にすると、合わなかったときに書籍代だけが残ります。

【PR】スタディサプリを14日間無料で試してみる

※PR・広告/※無料体験の適用条件・料金は変更される場合があります。公式サイトで最新情報をご確認ください。

よくある質問

❓ Q1.スタサプのポラリスは全部で何冊ありますか?

A.KADOKAWAのポラリス公式シリーズ一覧に掲載されているのは、英語6シリーズ18冊・現代文3冊・古文3冊・有機化学2冊の合計26冊です(2026年7月31日確認時点)。刊行状況は変わる可能性があるため、購入前に公式ページで最新の一覧をご確認ください。

❓ Q2.ポラリスを使うのにスタディサプリの受講は必要ですか?

A.必要ありません。ポラリスはKADOKAWAから刊行されている市販の大学入試問題集で、書店やネット書店で単体購入できます。スタディサプリ側にも、ポラリスの購入が受講条件である旨の記載は確認できませんでした。両者は独立した商品で、併用するかどうかは学習者が選べます。

❓ Q3.ポラリスとスタサプのテキストは何が違いますか?

A.スタディサプリのテキストは講義に完全対応した講師監修の教材で、Web上でPDFを無料ダウンロードでき、冊子は別途有料で購入できます(金額は変更の可能性があるため公式サイトでご確認ください)。一方ポラリスは実際の大学入試問題を素材にした市販の演習用問題集で、講義とは独立して構成されています。理解のための教材と、演習・得点化のための教材という役割の違いがあります。詳しくはスタサプのテキスト購入が必要かの判断基準をご覧ください。

❓ Q4.ポラリスはレベル0や1から始めるべきですか?

A.数字の小ささではなく、各冊に書かれた対象大学レベルで判断してください。英文法ポラリスの0は基礎固め、現代文ポラリスの1は中堅私立大・中堅国公立大が対象と公式に記載されており、同じ数字でも科目によって想定レベルが異なります。文法や単語の基礎が固まっていない段階では、演習ではなく基礎の習得を優先するほうが結果的に近道です。

❓ Q5.ポラリスだけで志望校に合格できますか?

A.ポラリスは公式に問題演習のはじめの1歩と位置づけられた演習教材で、単語帳・文法の体系的学習・過去問演習を代替するものではありません。基礎インプット、ポラリスでの演習、志望校の過去問という三段構えの中の一部として使うのが現実的だと私は考えます。

❓ Q6.数学や日本史のポラリスはありますか?

A.2026年7月31日時点で、公式シリーズ一覧に掲載されているのは英語・現代文・古文・有機化学のみで、数学・物理・日本史・世界史のポラリスは確認できませんでした。これらの科目はスタディサプリの講義とテキスト、または他社の問題集で演習を補う必要があります。

❓ Q7.ポラリスの著者はどんな講師ですか?

A.英語は関正生先生(公式サイトによれば著書累計400万部突破、スタディサプリの有料受講者数は年間140万人以上と記載)、現代文は柳生好之先生、古文は岡本梨奈先生、有機化学は坂田薫先生が担当しています。それぞれの講義の実態はスタサプの全教科の講師と選び方で確認できます。

❓ Q8.ポラリスは電子書籍で買えますか?

A.KADOKAWAのポラリス公式シリーズ一覧には電子書籍版の有無に関する記載がなく、2026年7月31日時点では確認できませんでした。電子版で学習したい場合は、各電子書店の商品ページで取り扱いを直接ご確認ください。なお書き込みながら解く演習教材である性質上、紙で解くことを前提に構成されている可能性がある点はご留意ください。

まとめ:スタサプのポラリスは演習を任せる相棒として使う

インフォグラフィック

🎯 この記事の結論

  • ポラリスはスタディサプリ講師が執筆したKADOKAWAの市販入試問題集で、サービス内の教材ではない
  • 公式一覧に載るのは全26冊(英語18・現代文3・古文3・有機化学2/2026年7月31日確認)
  • 定価は1,320円〜1,980円、スタサプ本体は月額2,178円・12か月一括21,780円
  • 番号ではなく各冊の「対象大学」でレベルを判断するのが選び方の原則
  • 映像授業で不足しがちな演習量を埋める役割として併用すると噛み合いやすい
  • 英語以外の科目は選択肢が限られるため、他教材との組み合わせ設計が前提になる

⭕ ポラリス併用が向いている人

  • 志望校が決まっていて、対象レベルの冊を選べる
  • 単語・文法の基礎インプットが一通り終わっている
  • 解説をじっくり読み込む習慣がある
  • 英語を最優先で伸ばしたい
  • スタサプの講義で理解し、紙で演習するリズムを作れる

📉 ポラリス併用が向いていない人

  • 単語帳や文法書がまだ1冊も仕上がっていない
  • わからない箇所を人に質問したい
  • 学習計画の管理を自分で担うのが難しい
  • 課題が英語以外の科目に集中している
  • 1冊を最後まで終えた経験がほとんどない

🧭 最後に:順番を間違えないこと

ポラリスは良質な教材だと考えますが、先に講義との相性を確かめてから買うほうが、結果的に無駄が出ません。14日間の無料体験で講師の説明が自分に届くかどうかを確かめ、そのうえで1冊目を選んでください。

【PR】スタディサプリの公式サイトで無料体験を申し込む

※PR・広告/※料金・無料体験の条件は変更される場合があります。公式サイトで最新情報をご確認ください。

🎓 この記事を書いた人(詳細)

元塾講師・プロ家庭教師kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
専門領域:中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害のある生徒の学習支援

この記事を書く資格がある理由:中学生時代に早稲田アカデミーへ通い慶應義塾高等学校に合格、慶應義塾大学経済学部を卒業しました。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスのプロ家庭教師として指導歴10年を超えています。スタディサプリを併用する生徒を実際に担当した経験があり、映像授業と市販問題集の組み合わせが機能する条件・機能しない条件を現場で見てきました。本記事はその現場感覚と、公式一次情報の突き合わせによって構成しています。

運営者プロフィール運営理念プライバシーポリシーお問い合わせ

📚 調査概要

  • 調査対象:KADOKAWA刊行「ポラリス」シリーズ全26冊、およびスタディサプリ高校講座・大学受験講座
  • 調査方法:公式サイト調査(KADOKAWAポラリス公式サイト、スタディサプリ公式サイト)、および著者の指導経験に基づく考察
  • 調査実施日:2026年7月31日
  • 情報の限界:著者はポラリス26冊すべてを通読しておらず、各冊の設問構成・難易度の内部評価は行っていません。ポラリスの累計部数の集計期間・集計方法、電子書籍版の有無、解答解説が別冊か本体一体か、各冊の新課程・共通テストへの対応状況、および今後の刊行予定は公式サイトで確認できませんでした。また、ポラリス利用者への個別のヒアリング調査は実施していません。
  • 利益相反の有無:本記事にはスタディサプリのアフィリエイトリンクを掲載しています。KADOKAWAおよびポラリスシリーズとは提携関係にありません。掲載の有無が記事内容の評価に影響を与えないよう、デメリットも同一の基準で記載しています。

📝 参考文献・引用元

公開日:2026年7月31日/最終更新日:2026年7月31日
※情報変更があった場合は随時更新します。